- 仕事だけではなく、ろうあ運動も忙しくて、やりたいことに時間が使えてない
- 夢のために頑張る時間を作りたいのになかなかできない
- 忙しくて恋人に会う時間が減ってきた。不安だ。
仕事とろうあ運動を掛け持ちしている聴覚障がい者のよくある悩みですが、時間術を身につくと誰でもやりたいことができるようになります。
この記事では、聴覚障がい者の私がいつも使っている時間術のひとつの「タスク管理のテンプレート」を紹介しています。
タスクとは、簡単にいうと、「やること」です。
5年間で身についた「タスク管理のテンプレート」なので、時間に悩んでいる方はぜひ使ってみてください。
目次
聴覚障がい者こそ時間を作るべき理由
タスク管理のお話に入る前に、時間を作るべき理由のお話させてください。
社会人の平均的な勉強時間は 1日わずか6分 と言われています。
つまり、1日6分以上学ぶだけで、すでに「平均以上」になれるのです。
だからこそ、聴覚障がい者は 最低でも1日15分は自己投資の時間を確保すること をおすすめします。
その積み重ねが、健聴者との差を埋めるどころか、超える力にもなるのです。自己投資の時間を確保するのも、タスク管理のひとつです。
時間を作るには
では、具体的にどうやって時間を作ればいいのでしょうか?
- スマホを見る時間を自己投資に変える
例:通勤電車でSNSを見ているなら、その時間を本を読む時間にする。 - 寝る前の15分を読書にあてる
就寝前の読書は記憶の定着に効果的。翌日の行動に直結しやすくなります。 - 休憩時間のスマホで自己投資タイムにする
(例)SNSなどを見ているなら、ニュースを見る時間にする。
このように、日常の中の「小さな時間」を見直すだけで、未来を変える勉強時間が生まれます。
平均の1日のスケジュールを俯瞰する
俯瞰とは、距離を置いて全体を見るという意味です。1日のスケジュールを全体的に見ると、スキマ時間も見えるようになってきます。例えば、平均的な社会人の1日を全体的に見ると以下の通りです
【平均的な社会人の1日】
7:00-7:30 起床・洗面・朝食
7:30-8:20 出勤
8:30-10:00 仕事
10:00-10:10 休憩
10:10-12:00 仕事
12:00-13:00 昼休憩
13:00-15:00 仕事
15:00-15:10 休憩
15:10-17:00 仕事
17:00-18:00 退勤
18:00-20:00 自由時間
20:00-20:30 入浴
20:30-22:30 自由時間
社会人の平均的な一日は、こんな感じなのではないでしょうか。
このように全体的にみると、使える時間がわかってくるのではないでしょうか。
聴覚障がい者の私の平均的な1日のスケジュール
1日のスケジュールを俯瞰し、使える時間を抽出できました。それで今のスケジュールが以下の通りです。
7:00-7:30 起床・洗面・朝食・自己投資
7:30-8:20 出勤(徒歩通勤なので、ウォーキングの意味で健康投資)
8:30-10:00 仕事
10:00-10:10 休憩(経済ニュースを見る)
10:10-12:00 仕事
12:00-13:00 昼休憩(ご飯食べた後、株価チェック)
13:00-15:00 仕事
15:00-15:10 休憩(経済ニュースを見る)
15:10-17:00 仕事
17:00-18:00 退勤
18:00-20:00 自由時間(ご飯食べた後、筋トレ・自己投資)
20:00-20:30 入浴
20:30-22:30 自由時間(読書で自己投資)
スキマ時間を自己投資に充てたおかげで、成長したという実感があり、ろうあ運動や仕事での成果が少しずつ出てくるようになりました。
1日を俯瞰するだけで意外と使える時間があると気づくはずです!
忙しい人は時間を作るのが下手!?
忙しい人がよく口にするのが「時間がない」という言葉です。また、タスク管理のテンプレートを活用してないとも言えます。
しかし、実際には 時間がないのではなく、時間の使い方が下手なだけ なのです。
言い換えれば、時間術を身に付けることで、どんなに忙しい人でも余裕を持つことができます。
忙しい理由はタスクの使い方が悪い!?
多くの人が忙しく感じてしまうのは、優先順位を間違えている からです。
いよいよタスク管理のテンプレートの登場です!タスクは次の4つに分類できます。(上から高い優先度)
- 重要度も緊急度も高い
- 重要度は低いが、緊急度は高い
- 重要度は高いが、緊急度は低い
- 重要度も緊急度も低い
これがタスク管理のテンプレートです。
忙しい人は、この中の 「4」=重要度も緊急度も低いこと に時間を使ってしまう傾向があります。
忙しい人のためのタスク管理術
時間を上手に使える人は、「2」=重要度は低いが緊急度が高いタスク を優先してこなします。
例えば営業職を例にすると:
- 重要度も緊急度も高い → クレーム対応
- 重要度は低いが、緊急度は高い → 資料作成
- 重要度は高いが、緊急度は低い → 営業力を高めるための読書
- 重要度も緊急度も低い → 営業に関係のないメール処理
「2」を優先して準備を整えておけば、突然の「1」にも冷静に対応できます。
逆に「4」にばかり時間を使うと、仕事は進まず、イライラしてさらに忙しくなってしまいます。
聴覚障がい者の私の場合以下の夢実現のために以下のタスクで設定しています。
- 重要度も緊急度も高い → ろうあ運動で緊急的な対応、会社での急な出勤(※)
- 重要度は高いが、緊急度は低い → 副業、夢のための自己磨き、ろうあ運動、投資
- 重要度は低いが、緊急度は高い → 読書、筋トレ
- 重要度も緊急度も低い → ゲーム、SNSなど、夢に向かうために不要なタスク
(※)会社では、基本的に土日祝休みですが、急な出勤になる場合が時々あります。
タスクテンプレートの設定に対する私の考え方(参考程度でお願いします)
聴覚障がい者の私も特に②で取り組んでいます。
聴覚障がい者の私の夢は「年収1000万円達成し、大好きな人と子供と毎日幸せに過ごすことです」
そのために副業や投資で稼ぐ必要があるので、②にしています。人生は有限です。時間も限られています。だから、副業で早く稼いでより幸せで過ごしたいから、重要度は高く設定しています。
重要度が低い③の筋トレ、読書は、なぜ大切じゃないの?と思うのではないでしょうか。理由はシンプルで、「いつでもできるから」です。言い換えれば、そんなに時間をかけなくてもよいタスクです。
副業や投資は早く達成したいので、1日3時間ほどかけますが、読書や筋トレはいつでもできるので、1日30分以内で済んでいます。
緊急度も重要度も低い④のゲームやSNSなどは夢をかなえるのに全然関係ないタスクなので、基本的にやりません。ですが、休息を設けるときはやっています!
まとめ
聴覚障がい者にとって時間は、ただ流れていくものではありません。
意識的に作り出すことで、未来を変える武器 になります。
- 社会人の平均勉強時間は1日6分。15分やれば確実に差をつけられる
- スマホ時間や寝る前の時間を「自己投資」に変える
- 忙しい人は「優先順位」を間違えている
- タスク管理を徹底すれば、余裕ある時間を確保できる
👉 今日からたった15分でいいのです。
その小さな積み重ねが、聴覚障がい者のあなたにしかできない「人生を変える力」になります。
1日15分読書だけでも人生変える記事も紹介していますので、ご興味があればこちらの記事もぜひ!(聴覚障がい者こそ1日15分すべき理由【読書で未来が変わる】 | ユーケン。チャンネル)