聴覚障害者

聴覚障がい者(ろう者)と健聴者の違いを理解していきましょう!

このサイトに訪問した健聴者の方は聴覚障害者にどう対応したらいいかがわからなくて悩みを持っている方なのではないでしょうか。

健聴者自身が当たり前のようにしていた行動が聴覚障害者にとって別の意味をとらえていたのはよくある話です。

逆に聴覚障害者の私も、当たり前のようにしていた聴覚障害者への対応が、健聴者にとっては悪い意味としてとられていたのはよくある話です。

聴覚障がい者(ろう者)と健聴者(以下、聴者)の違いといえば、すぐ思いつくのが「聞こえる」「聞こえない」ではないでしょうか。

ここの記事を執筆している聴覚障害者の私はろう者です。つまり、耳が聞こえません。

この記事では、聴覚障害者の私の主観的に書いていますが、ご参考していただけると非常に幸いです。

この記事をきっかけに、聴覚障害者の方と仲良くなっていただけたら幸いです。

ろう者の特性

ここでは、ろう者の特性を徹底解説しています。ご参考していただけると幸いです。

以下の動画はタイトルの通り、聴覚障害者と聴者のマナーの認識の違いです。

聴覚障害者の私も一回見ましたが、ほとんど共感しました。

https://www.youtube.com/watch?v=YJ4ZFhLv37gより引用

最後まで見ていただけたでしょうか。

僕は今(2021年6月時点)、社会人8年目です。初めて入ったばかりの時、聴覚会社の私がろう学校(聴覚障害者特別支援学校)在学時、当たり前のようにしていた振る舞いが、社会人になると通用しないとわかりました。

それは当然だと思います。ろう学校にいてたとき、人を呼ぶ時基本的に手招きをします。しかし、それを職場ですると、嫌な顔されました。

最初は気づきなかったのですが、繰り返していくうちになぜ嫌な顔されているのかと疑問を持ちました。ある日、優しい先輩が「手招きは失礼だよ」と言われました、そこから手招きやらなくなりました。

今は呼ぶとき、手をあげて、声を出すようにしています。これはほんの一部の例ですが、他にもたくさんあります。

ろう者の友達の声

以下は、ろう者が職場やプライベートで困った対応された経験があったときの声です。声から参考しに、改善などをしていただけると、聴覚障害者の私も非常に嬉しいです。

ろう者の声

「1時間ほど会議があり、議事録を出席者に配布してくれるようになっている。しかし、1時間会議したにも関わらず、その議事録はポイント(A4用紙に4行)のみ書かれており、内容の把握ができない。なぜそうなったのかが知りたいのに。」

「とある居酒屋に予約した時、ろう者という理由で断られた。理由は対応方法がわからないからだそうです」

「耳聞こえないのをいいことにして、聴者が面白そうな表情で早口に話しかけられる」

「とある宅配便で荷物を送ろうとしたら、ペラペラと話されて、内容がわからなくて、結局送れなかった」

ろう者への対応方法

まず、ろう者の特性を理解する必要があります。

ろう者といっても、様々な人がおられます。

一つ補足ですが、ろう者は全く聞こえない人を差します。少し聞こえる人を難聴と差します。ただ、聞こえなくても口話できる人を難聴と差しますが、明確な基準は私もわかりませんが、参考していただけると幸いです。

①大きな音しか聞こえない人

②片耳だけ聞こえない人

③小さい音でも聞こえるが、聞こえにくい人

④全く聞こえない人

様々です。

※私の場合、④全く聞こえない人です。

コミュニケーション手段

聴覚障害者の私が職場の方、健聴者の友達に調査したことがあり、一番ろう者への対応方法が困ったのは「コミュニケーション」でした。

特にろう者に対応するのが初めての人はイメージしづらいかもしれないので、私の経験を供述します。

聞こえない理由で困ったことを挙げます。私だけじゃなく、ほかのろう者も、同じことを困っている人がいます。

  • 電車などのアナウンスが聞こえない。
  • 電話にしか受け付けてないところがあり、困ったことがあった。
  • 映画館で観たい映画に字幕がないと諦める。
  • マスクをつけたまま話しかけられる。(今は透明マスク、フェイスシールドなど)
  • 駅や道路などで突然、見知らぬ人に道を聞かれたとき、私が聞こえないという身振りを示すと、「チッ」といったような顔でされたこと。

ほかにも色々あります。

聴覚障害者の私が差別対応され、ショックだった経験があります。

聴覚障害者の私も非があったと理解している前提で供述します。

細い道で歩いた時の出来事です。原付以上の自動車は通れないぐらいの細い道を歩いていたとき、後ろに原付がやってきました。しかし、私は気づかず歩いていきました。

すると、何か後ろに気配を感じたのです。振り向くと原付がついていきました。その方の表情を見るとかなり怒って、私は慌てて、原付が通れるようにどきました。

すると、わからなかったのですが、「アブねぇだろ!くそが!」と言われました。私は身振りで耳が聞こえないと伝えましたが、理解できず、そのまま走っていきました。

私も非があったのですが、とても悲しかったです。

その反省を活かして、今も時々後ろを見ながら歩いています。

手話を覚えるのもコミュニケーション手段の一つ

もし手話に興味があれば、覚えるのもコミュニケーション手段の一つにもなれ、手話広めるのを貢献ができます。

手話に興味があれば、私がYouTubeで手話を教えていますので、のぞいてみてください。よかったら勉強していただけると嬉しいです。

私のYouTubeはこちら

聴覚障害者(ろう者)の誤解

聴者とろう者の間に生じる誤解について説明したいと思います。

筆談するとき

「忙しい」などの理由でたまに乱暴で文字を書く人がおられますが、怒っていると誤解を与える恐れがあります。筆談でやりとりするときは落ち着いてやりましょう。

また、文字を書くときはできれば、丁寧でお願い致します。

筆談する際、長い文より短文で書くようにお願いします。

たとえば、「明日は研修があります。場所は4階の会議室です。時間は14時に集合してください」と言いたいとしましょう。

筆談する場合、

「明日研修があります。場所→4階の会議室。時間→14時」という感じに書いたほうが仕事も早く進められます。

対策方法は、忙しくても、落ち着いて筆談で対応。文章はできれば短く。

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口話するとき

聴覚障害者の私が実際に経験した誤解について紹介します。

口話するとき、ゆっくり大きく話してくれますが

①「たばこ」 「たまご」

②「おにぎり」 「おいしい」

③「おと」 「おの」

などなど・・・

共通点気づきませんか?

発音は違いますが、口の動きが似てます。

対策方法としては

「たばこ」を表現したいときはたばこの身振りを一緒にしましょう。「おにぎり」を表現したいとき、おにぎりを作っている身振りを一緒にしましょう。

このように可能な限り、身振りも表現しましょう!

聴覚障害者(ろう者)に関する書籍の紹介(僕のおすすめする本)

この本は聴者とろう者の認識のズレ、言葉のズレなどをまとめた1冊です。

この本から一部紹介させていただきます。

「つもり」という言葉に対して、聴覚障害者は「実際にやらなかった方が多い」とされていますが、聴者は「実際にやった人が多い」とされています。

聴覚障害者の私もこの本から「つもり」について、新しい気づきを得て、これから極力「つもり」という表現を使わないようにしています。

このように、ろう者も聴者も新しい発見、新しい気づきが多く得られる本です。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事を読んでみて、ろう者に対しての再認識ができた聴者が多かったのではないでしょうか。

先程紹介した「ろう者のトリセツ、聴者のトリセツ」の本を読んでみて、私も聴者に対しての認識が大きく変わりました。

マナーにおいて、聴者、ろう者の認識が違ったり、筆談にも細かい方法があったり、口話も細かい方法もあったりで驚いたのではないでしょうか。

細かいようですが、対応してあげると聴覚障害者の私も非常に嬉しいです。

また、聴者がろう者への対応で一番困っているのが「コミュニケーション」です。

もし興味があれば、手話を覚えるとコミュニケーション手段の一つになれ、手話広めるのを貢献もできます。