このサイトに訪問した聴覚障害者は将来を考えなければならない卒業学年に近づいているのにやりたいことが見つらないと悩んでいる方なのではないでしょうか?
聴覚障害者でやりたいことがなかなか見つからないと相談を受けます。自分の軸に基づき、やりたいことの見つけ方は聴覚障害者の私が書いた記事がこちらです。その記事は自分の軸を用いたやりたいことの見つけ方でしたが、この記事では自分の強みを発掘する方法です。
故野村克也氏の名言で「良い仕事するには、己を知ることが大事」とあります。言い換えれば、自分の強みを知ってよい仕事をすることです。
この記事ではなぜ自分の強みを知ったほうが良い仕事ができるのか、強みの発見っ方法を執筆しています。
自分の強みを把握したほうがいい理由
まず、把握したほうがいい理由を説明する前に、聴覚障害者のあなたは付き合いの長い人の強みは知っていますか?多くの人は知っていると答えます。では、自分の強みは知っていますか?多くの人は沈黙してしまいます。
付き合いが長い人の強みはすぐ答えられるのに、自分の強みはすぐ答えられません。それはなぜでしょう?シンプルに自分を客観的に見てないからでしょう。聴覚障害者の私もそうでした。
今の聴覚障害者の私では「一意専心」だと答えられます。
では、自分の強みを知ったほうがいい理由はとてもシンプルです。
「好きなこそ上手なれ」ということわざがあるように、自分の強みを活かすと爆発的に成長できます。
例えば、聴覚障害者の読者のあなたがスバ抜けた論理思考力が自分の強みだとします。マーケティングも論理的思考力が求められるため、マーケティングの仕事に就くと大きく成長しやすい。
さらに自分の強みは自分の好きな事にあることがほとんどなので、好きな事を仕事にしたら大きく伸びるのは当然です。
だから、自分の強みを知ることが大事です。また、自分の強みを知ることで面接の場で強みは何ですかと聞かれ、1秒で答えたら、印象に残るはずです。5秒以上考えて、答えられたら、自己分析してないのかという印象を与えてしまう可能性があります。
目的を見えてくる発想法
自分の強みなのに、目的?と矛盾のように聞こえるかもしれませんが、理由があります。最近流行っている鬼滅の刃の炭次郎の目的は「鬼になった禰豆子を人間に戻す」ことでした。物語をスタートしてからずっと変わっていません。
鬼滅の刃を見たことがない聴覚障害者の読者のあなたは興味があれば見てみてください。必ず勉強になったと思えるはずです。
更に目的に対する思いが強いからこそ、やられても、叩かれても諦めず、最後まで貫きました。これと同じです。
まず、仮説でもよいと、聴覚障害者の私は考えています。
まず、実験してみます。まず、達成したいこと、やりたいことを具体的に言ってみてください。
どうでしたか?10個、あるいは20個以上想像できたと思いますが、かえって、選択肢が多すぎて迷いませんか?人は具体的な事を想像することは得意ですが、選択肢が多いほど迷う傾向があります。だからこそ、「仮説(仮の答え)」を作ってしまうのです。それが仮説思考です。
であれば、どうしたらよいか。
具体的な”こと”ではなく、どんな状態であれば自分はハッピーなんだろうかと未来の状態から想像するのです。
具体的なことだと、選択肢が多くなってしまいますが、未来の状態から想像すると1つの仮説ができるわけです。
聴覚障害者の読者のあなたに質問です。順番に答えてみてください。
- 幸せになるためにどんな状態でいたらいいと思いますか?
- その幸せを実現するために何をしたらいいと思いますか?
- 何したらいいかはわかってきたと思います。その為にどうすればよいのでしょうか?
聴覚障害者の私が、卒業学年だったらこう答えます。
⓵幸せになるためにどんな状態でいたらいいと思いますか?
➡子供2人作って、可愛い奥さんがいる家族を築く。
⓶「子供2人作って、可愛い奥さんがいる家族を築く」を実現するために何をしたらいいと思いますか?
➡家族を守るためにある程度稼げる職を就くこと
⓷何したらいいかはわかってきたと思います。その為にどうすればよいのでしょうか?
➡卒業まであと1年なので、一流企業に採用されるように勉強を頑張り、面接対策を集中する。
このように、「どんな状態であれば自分はハッピーなんだろうかと未来の状態」から想像し、具体的なことに繋げていく発想法です。
その為の戦略として、
- 第一ステップ 面接対策(マナーの勉強など)、就職先を探す、自己鍛錬
- 第二ステップ 内定
- 第三ステップ 就職先での仕事に関する知識の勉強(予習)
今回はざっくりしすぎてるが、簡単に言えば、この発想方法で1日で自分の強みを発掘することができます。ですが、これは目的を見えてくる発想法であり、自分の強みではありません。次は自分の強みを知る方法を説明させていただきます。
自分の強みを発掘する方法
仮説ながらも決まった目的に対し戦略を立てなければなりません。
先ほどの戦略はざっくりしすぎているが、自分の強みを早く見つけて、それを武器にし、集中的に伸ばしていくことが大事。先ほど供述したSTEP1の「自己鍛錬」に当たります。
では、自分の好きな事を一緒に探していきましょう。
聴覚障害者の読者のあなたが高3(18歳)、大学4回生(22歳)ならば、18年以上生きているので、必ず自分の強みがあるはずです。
自分の強みを知るには、動詞にあり
なぜ動詞!?と思ったのではないでしょうか。
先ほど供述した通り、18年以上生きているので、必ず自分の強みがあるはずですと書きました。言い換えれば、18年以上、色々と行動してきました。その時、「これは嫌いだな」「これは好きだな」と思った事は何度もあったはずです。
私たち人間は好きなことは熱中し、何度も挑戦します。嫌いなことは逃げたり、あるいは我慢しながらやります。
よくあるのが、ゲームに熱中する。これも好きな事の一つです。
では、18年以上生きてきて、自分が好きな事をたくさん知っているはずです。だから、紙に動詞を書き出してみましょう。100個でも、1000個でも構いません。思いつく限り書き出すことです。但し、名詞は要らない。例えば、「カバンが好き」「ゲームが好き」など。
自分の好きなことをやっていることを「動詞」にしてどんどん書き出します。書いていくうちに似た同士・重複するなどが出てくるが、気にせずどんどん書き出しましょう。なんでも構いません
(例)聴覚障害者の私の場合
卓球で相手を倒す作戦を考えるのが好き。パソコンでブログを作るのが好き。本を読むのが好き。成功する為に作戦を考えるのが好き。カフェで作業するのが好き。きれいに掃除するのが好き。ビジネス書を買うことが好き。本屋で色んな本を見るのが好き。ゲームをするのが好き。文章を書くのが好き。人に伝えるのが好き。文書を書くのが好き。おしゃれに服を着ることが好き。計画を持って行動することが好き。人に教えるのが好き。
他にもっとたくさんありますが、ここはブログなので、一部だけ紹介とします。
聴覚障害者の読者のあなたも動詞をたくさんあげたと思います。もし、思いつかなかったら、友達や家族などに自分の強みを聞いてみましょう!先ほど供述した通り、他人の強みはよく知っているので、聞き出してみましょう!
聴覚障害者の私の場合、似た同士・重複した言葉だけを集めると、「作戦を考える」「作業する」「計画をして行動」となります。
したがって、作業しながら考えることが自分の強みだと言う事になります。
本当はもっとたくさん必要ですが、もうすでにやっています。
最低でも100個挙げることが理想です。
作業(行動)しながら考える仕事と言えば、何でしょう?どの職業でも行動しながら考えるとありますが、先ほどの目的のお話を思い出してみてください。ある程度稼ぐには専門性の高い職業をつく必要があります。
聴覚障害者の私が思いつく限り、プログラマー、研究職、営業職、プロ将士、コンサルタント、教師、経営者などがあります。
その中で一番安定して家族4人で稼げる職業と言えば、プログラマー、教師のあたりだと思います。
強みを知ったあとどうするか
強みを発掘できたと思います。目的と発掘した強みを合わせて、そのあとどうするか問題です。
先ほどの目的は「子供2人作って、可愛い奥さんがいる家族を築く」としました。では、職業はプログラマー、教師だとします。
では、やるべきことは何でしょうか?
やりたいことをいまさら見つけて、今から免許取りに行くなんて無理だよ、と年齢的に諦めているという声もありましたが、人生は1度きりです。やりたいことをやらずに終わるのですか?
聴覚障害者の私は経営者を目指しています。今は20代の経営者が増えてきて、聴覚障害者の私はもうすぐで30歳です。遅いように見えますが、始めるのに遅すぎる事はないと思っています。
一度しかない人生を楽しんでいきましょう!
話がちょっとそれましたが、教師を目指すならやるべきことは大学に入り、免許を取る。プログラマーなら習い事として通い始める、などがあります。
この一連の方法でやりたいことが見つかるはずです。1日で見つかる人もいますが、大事なのは、慌てず地道に見つけていきましょう。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
目的を見つけてくる発想法、自分の強みを発掘する方法を執筆させていただきました。
目的に関してはまず、仮の答えでもよいので、考えていくことが大事です。人は選択肢が多ければ多いほど迷ってしまいます。
だから、仮説思考を活かして、仮の答えを出して掘り下げたほうが作業早いはずです。
自分の強みを発掘する方法では、「動詞」を使って、自分の好きな事を最低でも100個はあげましょう。
そのあと、似た同士、重複同士で組み合わせて、それが自分の強みです。
まず、目的から考えていきましょう。
最後に聴覚障害者の読者のあなたが、どうしても見つからない場合、聴覚障害者の私にご相談ください。アドバイスさせていただきます。