- 仕事を効率化し、体力を温存してプライベートも楽しみたい
- 仕事で無駄な動きを減らし、疲労を軽減したい
- 仕事に人生を支配されず、自分の時間を大切にしたい
仕事が終わるとヘトヘトで、家に帰ったら何もする気が起きない…。
「このまま、仕事だけの人生で終わってしまうのか…?」
そんな不安を感じたことはありませんか? でも、大丈夫。ちょっとした工夫で、仕事を楽にしながら自分の時間を取り戻すことができるんです。
製造業の仕事は、 身体を動かす時間が長く、同じ動作を繰り返すことが多い ため、気づかないうちに 疲労が蓄積しやすい です。
また、 聴覚障がい者の私たちは、周りの音情報を直接得られない分、視覚をフル活用するため、健聴者よりも集中力を消耗しやすく、疲れやすい という特徴もあります。
結果、 仕事の疲れが翌日まで残り、プライベートの時間を楽しむ余裕もなくなってしまう…。
でも、 ちょっとした工夫で仕事の効率化を進めることで、この悪循環から抜け出すことができます!
この記事では、 聴覚障がい者の私が実際に試して効果のあった「疲れにくくする仕事の効率化アイデア」 を解説します。
約10年間、試行錯誤してたどり着いた方法なので、「仕事で疲れすぎて何もする気が起きない…」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください!
目次
聴覚障がい者ならではの仕事の課題
製造業で働く聴覚障がい者特有の課題を紹介します。
- 機械音やアラームが聞こえない → 異常が発生しても気づくのが遅れ、対応が遅れる
- 口頭での指示が伝わりにくい → 手を止めて確認する手間が増え、作業効率が下がる
- 周囲の会話が聞こえず、情報を逃しやすい → 重要な変更点や指示を見落としやすい
- 視覚に頼る分、集中力の消耗が激しい → 長時間の作業で疲労が溜まりやすく、パフォーマンスが低下する
- 作業に集中しすぎて周囲の変化に気づきにくい → フォークリフトや作業者の動きに気づかず、危険な状況になる可能性がある
聴覚障がい者の私の体験:
- とある作業中、異常が発生したら、アラーム鳴るようにできています。しかし、聴覚障がい者の私は鳴っていることに気付かず、そのまま進めようとしたところ、隣で仕事している人に止められました。(アラーム音が聞こえない)
- 夕礼でコロナ禍で食堂の利用変更の説明があったが、聴覚障がい者の私たちは知らずにいつも通りに利用したら注意を受けた(情報を逃しやすい)
- 指示を受けるときや報連相するとき、手を止めて、紙に文字を書きますが、仕事が遅れ、作業効率が下がる(口頭での指示が伝わりにくい)
- 作業に集中しすぎて、後ろに人がいることに気づかず、ぶつかってしまった(周囲の変化に気づきにくい)
このような課題を乗り越えるために、 聴覚障がい者の私が実践している仕事の効率化の3つのコツ を紹介します!
また、課題も詳しく書いていますので、ぜひこの記事でも参考してみてください!
また、この記事には、コロナ禍で食堂の利用変更の説明を逃したことについて詳しく書いています。
記事はこちら(聴覚障がい者の職場コミュニケーション問題を解決!実践できる方法とは? | ユーケン。チャンネル)
効率化の3つのポイント
① 環境を整える(視覚情報を活用)
- 作業台はシンプルに整理! → 視線を動かす時間を減らす
- ToDoリストを「メモ」する! → 優先順位をすぐ把握
- 社内の情報は音声翻訳アプリを利用し共有! → 口頭での伝達ミスを防ぐ
私の体験談: 以前は朝礼の内容が伝わってこなくて、「安全巡視対策(掃除など」のイベントを聞き逃してしまい、迷惑をかけたことがあります。
今では、音声翻訳アプリで人の声を文字化してくれます。しかも、文字として残るので、メモとして利用もでき、後から確認が可能です!
要するに「今日は15時から安全巡視がありますので、掃除しておいてください」と朝礼での説明がスマホ上文字として表示され、タスクとして確認もできます。さらに「あれ?何時からだっけ?」と忘れていても、UDトークを開ければ確認できます!
しかし、明日になると、消えてしまうので、そこは注意です。
使用している音声翻訳アプリは「UDトーク」です。
人の声を文字化してくれるので、朝礼の内容や口話での指示内容の確認できます。音声翻訳の精度は高いものの、100%そのまま翻訳してくれるわけではありません。
例えば、「おはようございます」と言ってくれたのに、スマホ上は「OKございます」「早くございます」という風に変な文章になってしまうこともあります。しかし、精度は高く、変な文章になっても理解はできます!
② 報連相するときは文章を短くする
- 5W1Hを意識して書く!→「いつ」「どこで」「なにを」「なぜ」「だれが」「どのように」を意識して書くと伝わる。
- 結論から書く!→PREP法で「結論→理由→具体例→結論」とあるように、結論から始まり、結論で締めるだけで短い文章でも伝わる。
- 余計なことを書かない!→時間との戦いとなる仕事では、余計な情報は不要。報連相して相手が知りたい情報があれば聞いてくる。
💡 私の体験談:以前は報連相するとき、400文字ほど書いていましたが、書く時間も読む時間も長く、仕事が遅れ、作業効率も悪かったです。また、これはどういう意味?と聞かれることが多かった。文章の勉強をしてから、100文字前後(長くても200字)で書けるようになり、コミュニケーションコストが大幅減りました。1回読んで理解してくれるようになり、仕事も早く進めるようになりました。
聴覚障がい者の私が1日10分の勉強で仕事の効率化につながった経験も紹介しています。
詳しくはこちらの記事へ→(【聴覚障がい者向け】1日10分で文章力が上がる勉強方法とは | ユーケン。チャンネル)
してほしいことを伝える
- 後ろを通るとき声をかけてほしいと伝える→作業に集中して後ろにいると気づかずぶつかるのを防ぐため
- 作業の変更点などがあれば教えてほしいと伝える→製造業は基本的に同じ作業です。しかし、改善などで変更することがあります。その際の説明を求める。
- 自分の特性を伝える→健聴者は、耳が聞こえない人が苦労することを経験してないので、わからない。だから、自分の特性を伝えて合理的配慮を求める。
(※)合理的配慮とは、以下のように書いています。
社会生活において提供されている設備やサービスなどは障害のない人には簡単に利用できる一方で、障害のある人にとっては利用が難しく、結果として障害のある人の活動を制限してしまっている場合があります。このような、障害のある人にとっての社会的なバリアについて、個々の場面で障害のある人から「社会的なバリアを取り除いてほしい」という意思が示された場合には、その実施に伴う負担が過重でない範囲で、バリアを取り除くために必要かつ合理的な対応をすることとされています。これを「合理的配慮の提供」といいます。
💡 私の体験談: してほしいことを伝えると、そのように対応してくれる人が増えました。だから、「自分の気持ち・思いを伝える」のが大事です。
以下は聴覚障がい者の私がしてほしいことを伝えた時の感想や効果などです!
- 最初は勇気がいりますが、私は 後ろを通るときに手を挙げて合図してほしい と伝えたところ、すぐに習慣化されました。
- 作業変更の情報共有も、上司にお願いして メモに書いて渡してもらう ようにしたら、一気にミスが減りました。
実際に私が効率化して楽になった話
実際にこれらの方法を取り入れた結果…
- 情報の抜け漏れが大幅減った
- 文字によるやり取りする時間が大幅減った
- してほしいことを伝えたことで、ストレスなく働けるようになった
特に 「音声翻訳アプリの利用」 は、仕事の効率を大きく変えました!
まとめ & 明日からできること
仕事を効率化するには、 「視覚情報を活用し、文章を短くし、してほしいことを伝える」 ことが大切です。
🎯 明日からできる3つのアクション!
- 音声翻訳アプリを活用する
- 文章を短くする
- してほしいことを伝える
この方法を実践すれば、仕事がもっと楽に、そしてスムーズに進むようになります!
「仕事を楽にして、もっと自由な時間を作りたい!」
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