聴覚障がい者の多くが文章を苦手とする人が多いです。(自分もそうです)
私が文章の勉強方法などを紹介します!
文章を鍛えるだけで、よい方向にかわります!!
この記事をきっかけに文章力を向上させようと思っていただけたら非常にうれしいです。
目次
聴覚障がい者の多くが文章を苦手とする理由(私の視点で)
●健聴者同士の会話では「私はユーケンです。趣味はゲームです。」と話すと思います。聴覚障がい者の手話表現では「私」「ユーケン」「です」「趣味」「ゲーム」「です」というように助詞を抜けての会話することが多い。
●健聴者は自然と人の会話が身に入るので、文章力が身につくと思うのですが、聴覚障がい者は自然と耳に入らないためになかなか向上しない。
他にもあると思いますが、私の考えは以上の2つになります。
ろう学校での、文章の書き方を教える機会について
ろう学校は手話を用いて教育します。聴覚障がい者の生徒も先生も手話を使ってコミュニケーションをします。
聴覚障がい者の生徒が文章を書き、先生が添削する機会はあまり少ないと感じます。
作文、卒業式での言葉、私の主張、プレゼン発表ぐらいです。
発表するときは、手話を用います。
文章<手話
手話を使うほうが多いです。毎日の授業で文章を書くのは、ノートに写すぐらいです。
手話ばかりではなく、文章を書く機会をたくさん与えてほしいとろう学校の教育方法を変えてほしいと願っています!
たとえば、週明けに作文を配り、休日何したかを作文で書いてもらい、添削をするなどです。何度も添削してもらえたら、聴覚障がい者の多くが苦手とする文章力を向上させることができます。
文章力を向上させる方法
ろう学校であまり文章力を鍛えず、社会人になり、研修生のとき、かなり苦労しました。
読む力も書く力がなく、上司から「文章が長いわー!読むのにしんどいわ!」「こんなのでわからんのか」と何度も怒鳴られました。
仕事は時間に追われているために、文章が長いと読む時間もかかります。上司は暇なわけではないです。
聴覚障がい者が文章力を向上させるため、文章の本を購入し、筆者の文章をノートに何度も丸写しする。ただ、丸写しするのではなく、なぜそうなるのかを考えながら写すことを繰り返しました。
私が実際に勉強した書籍です。
「なぜその文章になるのか」という解説がたくさん載っているし、読みやすいです。
文章がなかなか伝わらないと悩んでいる聴覚障がい者におすすめできます!
学んだことが「短くわかりやすく」伝えることです。
今もまだまだできてないのですが、文章を書く練習、時間があるときしています。
読解力を向上させる方法
読解力とは、ただ読むのではなく、読んで理解することです。
聴覚障がい者が読解力向上させるために、小説やビジネス書を買って購入し、ただ読むのではなく、「登場人物の気持ち」「なぜそうなったのか」「これはどういう意味なのか」を考えながら読むのです。
また、ニュースの記事を読むのも読解力が鍛えられます。仕事の休憩時間でニュースの記事を読むことがおおいです。
すきまな時間を有効活用し、コツコツとやっていくことが大事です。上司などから、聴覚障がい者でもできるんだと認められるかもしれません。
聴覚障がい者の私が6か月ほど文章の勉強して、かわったこと
今も継続していますが、文章を勉強したらどう変わったのかを紹介します。
●仕事で、報連相する際、100文字以内に抑える文章が考えられるようになった。
●誤解が少なくなった。
●自分の自信になる。
●会話する際、前もって頭の中で文章が作れるようになった。
僕が実感した、かわったところです。聴覚障がい者が文章力を鍛えるだけで人生がかわります!
まとめ
聴覚障がい者が文章を苦手とする人が多いと思いますが、社会人には必須スキルなので、今からでも勉強したほうがいいです!
「継続は力になり」なので、仕事の休憩時間でもいいので、ニュースの記事を読むなどをコツコツと積み重ねていきましょう!
文章は会話も同じく、毎日必ず書いたり読んだりしますので、鍛えるだけで大きく変わります。
上司からの評価もいただけるかもしれません。
「壁を乗り越える人は自分自身しかいません。なので、自分を高めましょう!」