聴覚障害者

【必見】聴覚障害者が苦手な文章能力を克服する3つのステップとは?

このサイトに訪問した聴覚障害者は文章が苦手だと自覚しているが、なぜ苦手なのか、どう改善したらいいのかがわからなくて行き詰っている方なのではないでしょうか。

まず、お伝えしますが、聴覚障害者全員が文章苦手なわけではありません。ご承知のうえ、この記事を読んでいただけると幸いです。

聴覚障害者の私も文章が苦手で、たった1つの言葉で人間関係が壊れそうになったことは何度もありました。その経験から「言葉が怖い」と感じ、文章の勉強を始めました。

この記事では、なぜ文章が苦手な聴覚障害者が多いのか。どういった改善をしたらいいのかを、聴覚障害者の私が経験を元に執筆させていただいています。また、文章能力を高めるための3つのステップも紹介します。

どこでもそうですが、原因を突き止めると多くの場合、解決ができます。なぜ文章が苦手なのかを突き止めれば何をすればいいのかが見えてくるはずです。一緒に探していきましょう!

聴覚障害者の私が文章を学び、実戦を何度も繰り返したことで人生が変わりました。次はあなたの番です。

多くの聴覚障害者が文章苦手な理由

先ほど供述したとおり、なぜ文章が苦手なのかを突き止めると何をしたらいいのかが見えてくるはずです。まず、自分の苦手な個所を探していきましょう!

聴覚障害者の私自身の経験、聴覚障害者の友達などを見てきて感じた弱いところは以下のとおりです。

  1. 手話表現時、助詞を省く場合が多い。自己紹介で文章の場合は「私はユーケンです」に対し、手話では「私」「ユーケン」「です」と表現する場合が多いです。よくみると「は」が抜けています。
  2. 健聴者は周りの会話などを自然に耳に入るのに対し、聴覚障害者は目で文字を追って理解する(※)。情報量の差が出てしまう。 (※)聞こえる聴覚障害者もいます
  3. 学校で作文などの文章を書く機会が少ない場合が多い。

何をすればいいのかが見えてきたのではないでしょうか。ノートが真っ黒になるぐらい何度も何度も文章を書く。読書量を増やす。

読者のあなたが教師であれば、作文を増やすなど、文章を書く量を増やすといったご検討していただけると幸いです。それについては詳しく後程供述します。

文章力を向上させる3つのステップ

聴覚障害者の私が実践し、向上を実感した3つのステップを紹介します。

ステップ1 文章の本の内容をノートに丸写し

全部丸写し!?と思ったのではないでしょうか。そうです、1ページの文章を丸写しします。文章の本の筆者は文章のプロです。だから、プロの書き方を体で覚える目的で丸写しします。

聴覚障害者の私が丸写しするのに使用した書籍が以下の通りです。(全2冊)

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なぜ2冊丸写ししたのか?と思った方へ。

先ほど供述したとおり、筆者は文章のプロです。プロといっても書き方は一人ひとり微妙に違います。文章は作品です。だから、作品も1人ひとり違うように文章も違います。

だから、いろんな文章のプロの書き方を真似るわけです。

少々、話がそれてしまいました。聴覚障害者の私は先ほど紹介した2冊の文章の本を丸写しします。一つだけ気を付けてほしいのが、ただ丸写しすればいいと思ったら大間違いです。

丸写しする際、なぜこの書き方なのかを考え、理解したうえで丸写しが大事です。聴覚障害者の私がこの記事を執筆するとき、決してボーっとなんとなく書くようなことはしません。

要は理由があって書いてるのです。これを理解し書くことでレベルの高い書き方が身に着けられます。

ステップ1のまとめ

本の内容を丸写し。ただ丸写しするだけではなく、なぜこの書き方なのかを考え理解したうえで書く。

ステップ2 実践をたくさん重ねる

ステップ1で毎日5ページ丸写しするとたった1ヶ月でプロの書き方が身に着けられます。とはいえ、身に着けて終わるだけでは、真の文章力が身についたとは言えません。

具体的な方法としてはLINEや仕事での報連相などで学んだ文章をアウトプットしていくことです。

アウトプットとは実際に使うことです。

とにかく実践しまくる、しまくる、しまくる。これが本当に大事です。

ステップ2のまとめ

丸写しをたくさんして身についたことを実際に使わないと真の文章力が身についたとは言えない。仕事での報連相、LINEなどで学んだ文章の書き方を意識してアウトプットする。

ステップ3 最低月1冊の読書

ちょっと待って!読書ってステップ1からでも良いんじゃないの!?と思った方、いい質問です。

確かにその通りです。なぜステップ3が読書なのか。プロの書き方が身につくと読む力も自然と身に付きます。それは普通のことですが、聴覚障害者の私が言いたいのは、深く考える癖が身につくということです。

先ほどのステップ1に書いてあったように、「丸写しする際、なぜこの書き方なのかを考え、理解したうえで丸写しが大事です。」とあります。それを繰り返していくと文章に対し自然と考え始めるようになり、読書する際も自然と考えられるようになるはずです。しかも、理解も早くなっているはずです!

要は文章を書く力だけではなく、読む力を鍛えなさい、ということです。

ステップ3のまとめ

読書もたくさんして、読む力を鍛えていこう。プロの書き方が身につくと理解が早くなるだけではなく、深く考える癖が身に付きます。

読解力を向上させる方法

先ほど文章力を向上させる方法の一つが「読書」だと紹介しました。ただ読むだけではなく考えながら読むのが重要だと書きました。

では、読解力向上させる方法を具体的に供述します。

小説での読解力向上させる方法

小説は文字に書かれていることを目で追い、想像しながら読んでいきます。このとき、登場人物の発言にどんな気持ちで言ったのか。怒ったなどの感情が現れたとき、なぜ怒ったのかを考えながら読むことです。

いきなり難しい小説から読む必要はありません。簡単な小説からで構いませんので、コツコツと読んでいきましょう!小説を読むことで「想像力」が身に付きます。さらに登場人物の気持ちを汲み取ると「感性」「理解力」などを養います。

小説とはいえ、どんな本を選んだらいいのか。これはよくある質問ですが、まず、自分の好きなジャンルで構いません。

聴覚障害者の私が小説を読み始めたきっかけとなったのが以下の本です。

デルトラ・クエストで、聴覚障害者の私が当時小学5年のとき買った本でした、めくる手がとまらないほど面白い内容でした。まるでゲームしているような感覚でした。

小学高学年でもわかるように文章で書いてくれてありました。だから、本を開くとゲームの世界に入ったのかように没頭できたほど、楽しい小説でした。

小学5年の時、実家の近くに小さな本屋があり、学校帰りに寄れる場所がありました。その店は漫画、小説、ビジネス書などが並んでおり、週に4回ほど寄り、立ち読みさせていただきましたが、小説を見ると絵がなく、文字ばかりで嫌になりました。

週に4回ほど寄っていくうちに「デルトラ・クエスト」に目が留まり、面白そうな漫画だと思って手に取り、開くと文字ばかりでした。「これは小説じゃん!」と思いました。ですが、表紙を見て「ドラゴンクエストと同じ内容かも!」と思い、購入しました。

家に持ち帰り、読んでいくと、小学5年の私でもわかる内容になっており、ゲームしているのかように没頭していきました。

逆にこの小説に出会わなかったら今も小説読まなかったかもしれません。この出会いに感謝しています。

この記事を読んでいる読者に聴覚障害者のお子様がいれば、ぜひこの本をお勧めしてみてください。

ビジネス書で読解力向上させる方法

聴覚障害者の私にとってはビジネス書を実践書だと思っています。だから、読んで理解し、実践していく作業が大事になります。実践できると人に説明もできるようになり、文章力向上にもつながります。

先ほど供述した通り、「自分がわからないと相手もわからないというように、まず自分が理解するのが重要です。」とありますが、ビジネス書を読んでアウトプットの一つとして、人に話す、説明しますが、わからなければ自分が理解できてない場合が多い。

「読んだつもり」になっている人が多いと実感しています。聴覚障害者の私もそうでした。厳しく言えば「インプット」しただけでは「読んでない」と同じです。

「読書とはインプットとアウトプットだ」とありますが、「読んで、人に説明、実践など」ができたら、読んだということになります。

自分が理解できれば、文章も書けるわけです。まずは自分が理解することからです。

ろう学校での文章教育

この記事を読んでいる方がろう学校の教員の方であれば、ご参考になると思うので、一回読んでみてほしいです。

ろう学校は全国各地にあり、考え方も違うのは承知の上で供述しております。

聴覚障害者の私の母校のろう学校でも、もちろん作文を書くなどの文章を書く機会はありましたが、今の私でいうなら、もっと書く練習をしたかったです。授業の内容を少し変えてほしかったです。

そこでろう学校の教員の読者のあなたにぜひ、やってみてほしいことがあります。

朝のHRの時、5分で構いませんので、読書する時間を与えてみてほしいです。目的は読書習慣を身につけることです。月末の朝HRに100文字以内の本の内容は何かを書いてもらうようにします。

なぜなら、社会人になると長文より短文のほうが好まれます。だから、学生のころから内容を短く伝える癖を身に着けてほしいです。

聴覚障害者の私が社会人なり立ての時、文章がだらだらと長すぎて、読む人が「長いわ!短くしろ!」と怒られました。短くするようにすると提案が通るようになることが増えてきました。

だから、学生の時から内容を短く伝える習慣を身に着けていただけたらと思っております。あくまでも聴覚障害者の私の提案です。

聴覚障害者の私が文章を勉強して変わったこと

今も継続していますが、文章を勉強したらどう変わったのかを紹介します。

  • 仕事などの報連相をスムーズに行えるようになった。
  • 自信につながる。
  • LINEでのやりとりもスムーズになった。
  • 文章を書くのが楽しみになった。
  • 一文一意を書く意識が身につくようになった。
  • 書くのが苦にならなくなった。

聴覚障害者も文章を鍛えるメリットはたくさんあります。ぜひ勉強してほしいと願っております。

まとめ

手話で助詞を省いての表現している場合が多く、助詞の使い方がうまくできてない方が多い。そこで助詞を含めて表現すると助詞の使い方がうまくなります。

文章の本を使って、丸写し作業すると文章力向上させることができます。また、読書もです。ただ、どっちも同じですが、ただ丸写し、読むだけでは向上しません。

大事なのは、なぜ「この表現なのか」「なぜこの書き方なのか」、「登場人物はどんな気持ちで言ったのか」などを考えながら書いたり読んだりすることです。

読んで理解できなければ、人に説明しても、人はわかりません。だから、まず自分が理解しましょう!まずはそこに集中していきましょう。

読書はまず、簡単な本からで構いませんんので、少しずつ読解力を鍛えて、文章力を向上あせていきましょう!

ろう学校では朝のHRに5分でも読書する時間を与え、月末にどんな内容だったのかを短文で書くことで文章力向上もできるし、社会に出たとき役に立ちます。

聴覚障害者も文章力を鍛えて、1人前の社会人になれるように、頑張っていきましょう!