聴覚障害者

【必見】文章を苦手とする聴覚障害者の文章力を高める勉強方法を解説!

このサイトに訪問した聴覚障害者は文章が苦手だと自覚しているが、なぜ苦手なのか、どう改善したらいいのかがわからなくて行き詰っている方なのではないでしょうか。

聴覚障害者の私も文章が苦手で、たった1つの言葉で人間関係が壊れそうになったことは何度もありました。その経験から「言葉が怖い」と感じ、文章の勉強を始めました。

この記事では、なぜ文章が苦手な聴覚障害者が多いのか。どういった改善をしたらいいのかを、聴覚障害者の私が経験を元に執筆させていただいています。

苦手な理由がわかれば、改善できる方法は見つかるはずです。だから、一緒に改善できる方法を見つけていきましょう!

一つだけ断っておきますが、聴覚障害者皆が文章苦手ということではありません。ご承知の上、読んでいただけると幸いです。

聴覚障害者も文章力を鍛えることで人生も変わってきます。聴覚障害者の私も実感しています。だから、一緒に勉強していきましょう!

多くの聴覚障害者が文章苦手な理由

聴覚障害者の私の経験と、今までいろんな聴覚障害者を見てきて、文章苦手な聴覚障害者が多い理由は以下の通り。

手話で話す際、助詞を抜ける場合が多い。口話では多くの場合、「私はユーケンです」と話すのに対し、手話では「私」「ユーケン」「です」と1つ1つの単語で表現します。

このように助詞を抜けて手話表現する場合が多いので、助詞の使い方がうまくできてない方も非常に多い。

ちょっとお恥ずかしい話ですが、聴覚障害者の私が高3の時、小学生と筆談で会話したことがあり、その時、助詞の間違いを指摘されました。

健聴者は自然と会話内容が耳に入るので、文章も上達しやすい。聴覚障害者は耳が聞こえないからといって、諦める必要はありません。後ほど文章上達する方法を供述しますので、見ていきましょう!

文章力を向上させる方法

聴覚障害者の私が試行錯誤し、耳が聞こえなくても上達できる方法を紹介させていただきます。

手話に助詞を含めて表現

先ほど供述した、手話では「私」「ユーケン」「です」と1つ1つの単語で表現します、とあります。そこで「私」の部分に指文字の「は」を含めて表現します。「私」「ユーケン」「です」というように表現します。

聴覚障害者の私も助詞を抜けての手話表現ばかりだったのに、いきなり助詞を含めて表現になると周りの聴覚障害者が「なんで助詞まで!?」と、びっくりした表情していました。

ですが、やってよかったと、聴覚障害者の私は思っています。

助詞まで表現するのが面倒くさいという方は、「は」「が」「と」「も」などの助詞を指文字で表現せず、口で表現することもできます。

過去は助詞まで指文字表現していましたが、今では口で助詞を表現しています。例えば「私」は手話を使い、「は」は口で表現しています。

文章の本で勉強

聴覚障害者の私が実践した文章の勉強方法です。勉強方法は文章の本に書いてあることをノートに丸写しすることです。聴覚障害者の私としてはこの方法が大きな効果を感じます。

勘違いしてほしくないので、言っておきますが、ただ丸写ししてもいいと思ったら大間違いです。「なぜこの書き方なのか」と考えながら丸写しすることです。

聴覚障害者の私が実際に使った本がこちらです。

 

以下の写真が本の中身です。(ちょっと見えにくくて申し訳ないです。。。)

写真のように左ページの上の枠内に「原文」と「改善例」があります。「原文」は表現がおかしい文章が書かれており、「改善例」は正しい文章です(あくまでも例です)

さらに「原文」の文章の表現がなぜおかしいのか、さらになぜ改善をしたのかなどを細かく書いてくれています。なぜおかしいのか、なぜ改善したのかを理解することで間違いなく文章力上達します。

では、先ほど供述した丸写しですが、写真にあるページを全てノートに丸写ししてしまうのです。

先ほど「ただ丸写ししてもいいと思ったら大間違いです。考えながら丸写しすることです。」とありますが、なぜこの表現はよくないのか、なぜこの表現に変えたのかを理解しながら書くことです。ただカキカキと書き続けるのではなく、頭に汗をかきながら書くことが大事。

面倒くさそうな作業かもしれませんが、間違いなく上達できます。聴覚障害者の私の経験からにおいても言えます。

勉強方法

先ほど紹介した本を使用した勉強方法になります。

  1. 先ほど紹介した写真の2ページをノートに丸写し
  2. 丸写しするときは「なぜこの書き方なのか」「なぜこの表現なのか」を考えながら
  3. ①②の繰り返し

とにかくとにかく書くことです。もちろん考えることを忘れてはいけません。

読書

本を読んで理解する作業も文章力向上に繋がります。ただ、先ほど供述した通り、ただ目で文字を追うだけでは文章力向上に繋がりにくい。

ちょっと話をそれますが、聴覚障害者の私の師匠に頂いた言葉があります。それは「読書とはインプットとアウトプットだ」です。

どういう意味かいうと、インプットは知識を頭に入れる。アウトプットは知識を頭の外から出す、要は書く、話す、実践なとです。

人に教えるとき、こんな経験ありませんか。教えていくうちに「あれ?説明ができない」といったことはありませんか?なぜ起こるのかいうと、ちゃんと自分がインプットできてないからです。

自分がわからないと相手もわからないというように、まず自分が理解するのが重要です。このように理解ができると文章力向上にもつながります。

聴覚障害者の私がこの記事を執筆していますが、私の経験や師匠のアドバイスをアウトプット(書く)をしています。そこで聴覚障害者の読者のあなたがこの記事を読んでも理解できてなかったら、聴覚障害者の私も理解できてない可能性があります。

ちょっと話それましたが、このように自分が理解するために考えながら読んでいく意識を身につけましょう。

読解力を向上させる方法

先ほど文章力を向上させる方法の一つが「読書」だと紹介しました。ただ読むだけではなく考えながら読むのが重要だと書きました。

では、読解力向上させる方法を具体的に供述します。

小説での読解力向上させる方法

小説は文字に書かれていることを目で追い、想像しながら読んでいきます。このとき、登場人物の発言にどんな気持ちで言ったのか。怒ったなどの感情が現れたとき、なぜ怒ったのかを考えながら読むことです。

いきなり難しい小説から読む必要はありません。簡単な小説からで構いませんので、コツコツと読んでいきましょう!小説を読むことで「想像力」が身に付きます。さらに登場人物の気持ちを汲み取ると「感性」「理解力」などを養います。

小説とはいえ、どんな本を選んだらいいのか。これはよくある質問ですが、まず、自分の好きなジャンルで構いません。

聴覚障害者の私が小説を読み始めたきっかけとなったのが以下の本です。

デルトラ・クエストで、聴覚障害者の私が当時小学5年のとき買った本でした、めくる手がとまらないほど面白い内容でした。まるでゲームしているような感覚でした。

小学高学年でもわかるように文章で書いてくれてありました。だから、本を開くとゲームの世界に入ったのかように没頭できたほど、楽しい小説でした。

小学5年の時、実家の近くに小さな本屋があり、学校帰りに寄れる場所がありました。その店は漫画、小説、ビジネス書などが並んでおり、週に4回ほど寄り、立ち読みさせていただきましたが、小説を見ると絵がなく、文字ばかりで嫌になりました。

週に4回ほど寄っていくうちに「デルトラ・クエスト」に目が留まり、面白そうな漫画だと思って手に取り、開くと文字ばかりでした。「これは小説じゃん!」と思いました。ですが、表紙を見て「ドラゴンクエストと同じ内容かも!」と思い、購入しました。

家に持ち帰り、読んでいくと、小学5年の私でもわかる内容になっており、ゲームしているのかように没頭していきました。

逆にこの小説に出会わなかったら今も小説読まなかったかもしれません。この出会いに感謝しています。

この記事を読んでいる読者に聴覚障害者のお子様がいれば、ぜひこの本をお勧めしてみてください。

ビジネス書で読解力向上させる方法

聴覚障害者の私にとってはビジネス書を実践書だと思っています。だから、読んで理解し、実践していく作業が大事になります。実践できると人に説明もできるようになり、文章力向上にもつながります。

先ほど供述した通り、「自分がわからないと相手もわからないというように、まず自分が理解するのが重要です。」とありますが、ビジネス書を読んでアウトプットの一つとして、人に話す、説明しますが、わからなければ自分が理解できてない場合が多い。

「読んだつもり」になっている人が多いと実感しています。聴覚障害者の私もそうでした。厳しく言えば「インプット」しただけでは「読んでない」と同じです。

「読書とはインプットとアウトプットだ」とありますが、「読んで、人に説明、実践など」ができたら、読んだということになります。

自分が理解できれば、文章も書けるわけです。まずは自分が理解することからです。

ろう学校での文章教育

この記事を読んでいる方がろう学校の教員の方であれば、ご参考になると思うので、一回読んでみてほしいです。

ろう学校は全国各地にあり、考え方も違うのは承知の上で供述しております。

聴覚障害者の私の母校のろう学校でも、もちろん作文を書くなどの文章を書く機会はありましたが、今の私でいうなら、もっと書く練習をしたかったです。授業の内容を少し変えてほしかったです。

そこでろう学校の教員の読者のあなたにぜひ、やってみてほしいことがあります。

朝のHRの時、5分で構いませんので、読書する時間を与えてみてほしいです。目的は読書習慣を身につけることです。月末の朝HRに100文字以内の本の内容は何かを書いてもらうようにします。

なぜなら、社会人になると長文より短文のほうが好まれます。だから、学生のころから内容を短く伝える癖を身に着けてほしいです。

聴覚障害者の私が社会人なり立ての時、文章がだらだらと長すぎて、読む人が「長いわ!短くしろ!」と怒られました。短くするようにすると提案が通るようになることが増えてきました。

だから、学生の時から内容を短く伝える習慣を身に着けていただけたらと思っております。あくまでも聴覚障害者の私の提案です。

聴覚障害者の私が文章を勉強して変わったこと

今も継続していますが、文章を勉強したらどう変わったのかを紹介します。

  • 仕事などの報連相をスムーズに行えるようになった。
  • 自信につながる。
  • LINEでのやりとりもスムーズになった。
  • 文章を書くのが楽しみになった。
  • 一文一意を書く意識が身につくようになった。
  • 書くのが苦にならなくなった。

聴覚障害者も文章を鍛えるメリットはたくさんあります。ぜひ勉強してほしいと願っております。

まとめ

手話で助詞を省いての表現している場合が多く、助詞の使い方がうまくできてない方が多い。そこで助詞を含めて表現すると助詞の使い方がうまくなります。

文章の本を使って、丸写し作業すると文章力向上させることができます。また、読書もです。ただ、どっちも同じですが、ただ丸写し、読むだけでは向上しません。

大事なのは、なぜ「この表現なのか」「なぜこの書き方なのか」、「登場人物はどんな気持ちで言ったのか」などを考えながら書いたり読んだりすることです。

読んで理解できなければ、人に説明しても、人はわかりません。だから、まず自分が理解しましょう!まずはそこに集中していきましょう。

読書はまず、簡単な本からで構いませんんので、少しずつ読解力を鍛えて、文章力を向上あせていきましょう!

ろう学校では朝のHRに5分でも読書する時間を与え、月末にどんな内容だったのかを短文で書くことで文章力向上もできるし、社会に出たとき役に立ちます。

聴覚障害者も文章力を鍛えて、1人前の社会人になれるように、頑張っていきましょう!

あなたの悩みごとがあれば、私に相談に乗らさせてください