聴覚障害者の大会といえば。。。
デフリンピックです。
デフリンピックとは、聴覚障碍者のための総合スポーツ競技大会です。
なぜ、デフリンピックというネームなのかを説明します。
デフとは、ろう者(聴覚障害者)です。
なので、デフ+オリンピック=デフリンピック
ということになったのです!
デフリンピックについて、一般財団法人日本ろうあ連盟スポーツ委員会では、以下のように説明されています。
身体障害者のオリンピック「パラリンピック」に対し「デフリンピック(Deaflympics)」は、ろう者のオリンピックとして、夏季大会は1924年にフランスで、冬季大会は1949年にオーストリアで初めて開催されています。障害当事者であるろう者自身が運営する、ろう者のための国際的なスポーツ大会であり、また参加者が国際手話によるコミュニケーションで友好を深められるところに大きな特徴があります。
では、聴覚障害者の私が聴覚障害者がスポーツ大会に参加を進めている3つの理由を紹介します。
目次
聴覚障害者がスポーツ大会に参加したほうがいい3つの理由
1つ目の理由【自信がつく】
大会で成果が出せば、自信がつきます。
成果が出せば、笑顔になります。
耳が聞こえなくてもできるんだ!と思えます。
成果 ⇒ 笑顔 ⇒ 自信 へとつながっていきます!
たとえ、負けても、次の大会まで練習してリベンジしよう!と思えば、よりGOODです。
自信っていうのは、成果からできるものだと思っています。
なので、大会に参加して成果を残しましょう!
聴覚障害者が大会によって自信をつければ、仕事にも成果が出せます。
2つ目の理由【人脈が広がる】
自分の経験ですが、卓球大会に参加し、僕が苦手とする技を繰り出してくる相手がいました。苦戦の末、敗戦してしまいました。試合が終わった後、その相手のもとへ行き、練習を申し込んだのです。
なぜかいいますと
苦手克服したかったからです。
その結果、苦手克服しただけではなく、友達になれました。
大会を通じて、出会いが生まれるのです。
仕事は何しているのかなどをいろんなお話ができ、新しい情報を仕入れることができました。
きっかけはなんでもいいです。
強い相手がいたら、練習を申し込むなどのきっかけが作れば、自分が強くなれるし、人脈が広くなります。
人脈が多い=成長スピードが早い
と僕は確信しています。
つまり、強い人に囲まれると、自分が強くなるのが早くなります。さらに仲良くなるとプライベートでも付き合うようになり、耳が聞こえない分、たくさんの新しい情報入手できます。
聴覚障害者が積極的に健聴者のところへ行くと、聴覚障害者への認知が広まります。
3つ目の理由【脳が鍛えられる】
えっ?と思いましたよね。
大会と脳とはどんな関係が?と思いますよね。
その「大会」ではなく、「戦術」のことを言っているんです。
試合するときは、どうしたら倒せるかを考えると思います。
何も考えず、力だけで倒すことはできるのですが、やっぱり大事なのは、頭を使うことです。
大会を通じて、賢くなれば、仕事にも発揮できそうです!
上司は部下の成長を見ています。賢くなったと褒められたらGOODです!
聞こえなくてもできるんだ!と思ってくれます。
健聴者中心の大会に出場する際の注意点
健聴者の大会に参加する際、放送が聞こえない、開会式、閉会式の内容がわからないなどのトラブルがありました。
聴覚障害者にとっては非常に困ることです。
私の場合は、聞こえる人と一緒に参加することでした。
ですが、一つだけ反省していることがありました。なにかいいますと、運営者に聞こえない僕が参加すると連絡しなかったことです。
連絡すれば、配慮してくれたかもしれません。
連絡する際の注意
運営者は聴覚障害者の特性などが全く知らないと仮定して連絡してください。
受付の近くにいさせてもらうようにお願いし、放送で自分の名前が呼ばれたら、教えてもらうようにするなどをお願いしてみてみましょう。
もし、断られたら健聴者の方を連れていくなどの方法を考えましょう。
なるべく、健聴者の方と一緒に参加したほうがいいと私は思います。
まとめ
聴覚障害者が大会に出場したほうがいい3つの理由をあげましたが、一番は
自信
です。
成果から自信が生まれます。
漢字をよく見てください。
自信は、自(分)を(信)じることです。
要するに成果が出せた自分を信じるのです!!
聴覚障害者の子どもを育てている方は、スポーツさせてみましょう!
自信のある子どもを育つことができます。
大会には強い人が多くいます。技を盗むいい機会にもなります。強い人の技を盗み、取得し、倒せば、さらなる自信がつきます!
聴覚障害者だからとはいわずに積極的で強い人に練習を申し込みましょう!!
自分が強くなれるし、新しい情報も入ります。
健聴者中心の大会に参加する際、できるだけ健聴者の方をつれていったほうが安心です。