このサイトに訪問した聴覚障害者は仕事で否定的な言葉などを言われて、「自分はあんまり強くない」と思っている方なのではないでしょうか?
まず、結論から申し上げますと強い自分は今からでも作ることは可能です。最近有名になった「鬼滅の刃」を知っているのではないでしょうか。聴覚障害者の私も好きで、今でも漫画を見ています。そこで強い自分を作れるのだと、鬼滅の刃で学びました。まさにビジネス書の漫画だと思っています。
仕事でも活かせます。この記事では鬼滅の刃の名言やシーンを重点的に執筆し、仕事や恋愛などで役に立つ考え方を習得していただけると非常に幸いです。
ここでは聴覚障害者の私が感じた、強い自分になれるのに役に立つシーンや明言を厳選しています。
もう一度、言います。強い自分は今からでも作れるので、やってきましょう!
また、鬼滅の刃をまだ見てない方は見る事をお勧めします。漫画のビジネス書だと、ほぼ間違いなく思うでしょう。
炭次郎は最初、普通の子だった
鬼滅の刃の主人公の炭次郎は物語がスタートしたときはどこでもいるような普通の子でした。お母さんに信頼され、妹や弟に頼りにされる心優しい少年。家族思いの優しい子。そんな子がある日を境に、鬼を倒す技と心を持った剣士に成長していきます。
炭次郎の家族が鬼に殺されてしまいます。しかし、唯一生き残ったのが禰豆子でした。
物語はそこから始まり、炭次郎が一人前の剣士に成長するストーリーが見られます。
炭次郎の目的はたった1つ、「禰豆子を人間に戻す」ことでした。それは物語をスタートしてから全く変わっていません。
目的に対する思いが強ければ強いほど前へと向かえるようになります。
殺された家族の中でまだ息があった禰豆子を医者に見せようと連れていくと突然、鬼化が進んだ禰豆子が炭次郎を襲い掛かります。しかし、炭次郎は抵抗し、「禰豆子は人間だ!」というと、ポロポロと泣きました。それが、目的に対する思いが強いからこそだと思っています。
すると、柱の富岡義勇がやってきて、禰豆子の首を切ろうとしたのです。なぜなら、鬼を倒すのが富岡義勇らの役目だからです。
炭次郎は必死に禰豆子をかばおうとしますが、富岡は聞く耳を持たず、「一度鬼になったら人間には戻らない」と、強く言いました。
力の差で倒せないと感じた炭次郎は土下座し、殺さないでくれと懇願します。
「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」と富岡が一喝。
もし、そこで炭次郎が引き下がったり、逃げたりしたら禰豆子の首切られたかもしれません。炭次郎は諦めず、力の差で気絶したものの、富岡に立ち向かう勇気に、義勇は炭次郎の立ち向かう勇気、禰豆子が炭次郎を守る姿を見て、何か違うと感じた富岡は鱗滝に紹介する道を選んだ。
そこから学べることは、目的に対する思いが強ければ強いほど立ち向かえるようになります。
仕事などで否定的な言葉を言われても、目的に対する思いが強ければ強いほど、言われても、必死にやれるようになります。
だから、聴覚障害者の読者のあなたも、何か目的を持ってみてください。自分の為の目的より相手の為になる目的のほうがいいでしょう。
例えば、子供2人作るために年収を上げる、などでも構いません。
炭次郎の覚悟
鱗滝の元へ行くと、すぐに弟子入りを認めませんでした。炭次郎を試すために罠などをしかけられた山から朝まで下山するようにと言われます。
罠にはめられて、全身傷だらけになりながらも、認めてもらうことができました。
しかし、そこから地獄の始まりでした。毎日下山し、罠も厳しくなってきて、鱗滝との稽古を繰り返し、最後の課題とされた、大きな岩を斬ることに成功。最終選別と呼ばれる、鬼殺隊の入隊試験を受けることを認めてくれた。
7日間鬼のいる山にこもり、7日生き抜くことでした。
試験が始まってすぐ、2体の鬼が炭次郎を襲い掛かりました。しかし、炭次郎は鱗滝に教えられた剣技を活かして、倒しました。
「斬れた 鬼に勝てた 強くなってる・・・・鍛錬は無駄じゃなかった ちゃんと身についた」と思いました。
ここで学べることは、目的に対する覚悟を決めて、地獄の修行を経て、怪我もしながらも、鬼を斬れる炭次郎に成長。罠に対する恐怖も克服し、鱗滝との稽古で剣技を身に付け、心も剣技も成長していきます。
要は覚悟を決めて積み重ねた先、成長します。最初は苦しい、逃げたい気持ちもあるけど、困難や我慢を乗り越えた先には確かな成長があることを忘れてはいけません。たとえ、実感できなくても、間違いなく強くなっています。
何か努力している聴覚障害者の読者のあなたは自信を持ちましょう!
新しい課題
先ほど、努力を積み重ねるほど人はどんどん強くなると書きましたが、目標が高ければ高いほど簡単にたどりきません。
炭次郎も簡単に鬼舞辻にたどりつくことはできませんでした。できることは下弦の鬼から倒していくしかありません。
下弦の鬼→上弦の鬼→鬼舞辻という流れになりました。
しかし、上弦の鬼で首を切ったのに死なない鬼も登場してしまいます。このようにどんどん難しくなっていきます。攻略方法がわからなくても、倒すまで諦めない炭次郎とその仲間たち。
半天狗との戦いに追い詰められている中でたん次郎は「強くなったと思っても 鬼はまたさらに強く 生命の体は傷を負いボロボロになり でも、その度誰かが助けてくれる 俺は応えなければ」と自分に言い聞かせながら、敵に立ち向かいます。
目の前に逃れない現実を、自分を強くする課題があると受け入れているからこそ、炭次郎は立ち向かえるのです。そのことがわからなかったら逃げてたでしょう。
聴覚障害者でいうなら、仕事で否定的な言葉を言われて落ち込むのは人間なら普通の反応だと思います。目標に対する思いが強ければ強いほど、目の前に、逃れない現実を、自分を強くする課題だと思うと、言われても努力するようになります。
例えば、一流企業の内定、難関大学の合格をしたとしても、そこで終わりではありません。本当のスタートはここからです。
新しい課題もどんどん出てきます。目の前の課題は自分を高めてくれると受け入れて、立ち向かいましょう!
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。聴覚障害者の私も鬼滅の刃を読み、強い自分になれるシーンと明言を、厳選しました。
強い自分になれる第一歩が目的を持つことです。炭次郎でいうなら、「禰豆子を人間に戻す」ことでした。想いも強かったので、色んな課題を立ち向かうことができたわけです。
普通の子だった炭次郎が柱の富岡に立ち向かうなんて力の差がありすぎる、と思ったかもしれません。ですが、富岡が立ち向かう勇気のある炭次郎を感動し、鱗滝に紹介する道を選びました。
このように目的を持つことで、人の考えも変わる場合もあります。また、なかなか結果が出なくても、目的を持つことで積み重ねられるようになります。
それが大きな岩を斬るシーンです。普通であれば刀が大きな岩を斬るなんてありえないと思うでしょう。何回やってもやっても斬れません。ですが、禰豆子を人間に戻す目的があったからこそ、半年後斬ることを成功したわけです。
目的があるからこそ、強い自分を作れるということです。