- なんで勉強なんてしないといけないの?
- 社会人になったら、もう勉強なんて関係ないでしょ?
- 社会人こそ勉強すべきって聞くけど、その理由が知りたい
そう思っている人は多いかもしれません。実は聴覚障がい者の私もそう思っていました。勉強をしてから、仕事で成果が出るようになり、人生も20代より楽しくなりました。27歳から勉強を始めたものの、遅いなって感じていますが、始めてよかったと今思っています。
まず、聴覚障がい者こそ“今こそ勉強すべき”なんです。
なぜなら、聞こえない分、得られる情報量が少なく、努力で埋める必要があるからです。
この記事では、聴覚障がい者の私が実感した「勉強をすべき理由3選」を紹介します。
この記事を読んで、勉強を始めてくれたらうれしいです!
目次
社会人の平均勉強時間は6分
ある調査によると、日本の社会人の平均勉強時間は「1日13分」といわれています。
以下の記事は総務省統計局が実施した調査の内容を書いた記事ですが、昔は平均1日6分でした。
総務省統計局が2016年に実施した「社会生活基本調査」によると、社会人の勉強時間は平均1日6分だった。
その6年後、2022年に実施した同調査によると、平均1日13分だったことが明らかに。
約6年の間で、たったの「7分」しか増えていない計算となる。勉強している人としていない人を混ぜていることを加味しても、あまりにも少ないではないか。
【衝撃】日本の「ゼロ勉強社会人」は52.6% なんと1日の勉強時間は平均13分だけ(横山信弘) – エキスパート – Yahoo!ニュース
つまり、1日13分以上勉強すれば、それだけで平均以上!
例えば、毎日たった14分の積み重ねで、数年後には健聴者との大きな差が生まれます。
13分と14分の差はたった1分ですが、1年続ければ、365分(=約6時間)の差が出ます。それだけでも大きいですよ!
これは努力ではなく、習慣の差です。そうです、習慣を身につくと、気づいたら健聴者を超えているのではないでしょうか。
耳が聞こえないからこそ、少しの勉強を積み重ねることが、将来の大きな力になります。
習慣を身につくには
習慣を身につくまでは21日かかると言われています。聴覚障がい者の私も新しい習慣を身につくときはだいたいその日数がかかります。
21日過ぎたら、もう体が勝手に動く状態になります。つまり、無意識です。
それができれば、まるで自動的に勉強するのかようになるので、自然と平均13分しか勉強しない健聴者を超えていくわけです。
すみません、ちょっと話がそれました。習慣を身につくには、まず、小さくから始めることです。
筋トレでいうなら、まず、10回1セットでもいいので、やっていく。そこから少しずつ増やしていく。
繰り返します、習慣を身につくには、まず小さく始めることです。
習慣定着するのに参考になった書籍を紹介します。
頑張らない戦略
ん?習慣のお話なのに、「頑張らない戦略?」と思ったかもしれません。矛盾のように聞こえるかもしれません。
ですが、この本には習慣に直結している内容で、「頑張らないで習慣を身につくコツを書いた本」だと、聴覚障がい者の私は思っています!
先ほど「まずは小さく始める」と書きましたよね。それも頑張らない戦略のひとつであって、習慣定着のコツなんです。
頑張らないで習慣を身に付きたい方は「頑張らない戦略」の本を読んで、実践していけば、習慣身についています。聴覚障がい者の私もできたので、保証します!
ただし、読んで、実践を繰り返していくことです。読んで満足するだけでは、習慣は身に付きません。
やる気に頼らずにすぐやる人」になるになる37のコツ
これもまた習慣と関係ないのでは?と思うかもしれません。習慣を定着しようと思ったら、まずやらないと始まりません。
筋トレでいうなら、やらないと筋肉がつきません。勉強しないと成果が出ません。
全て、「やる」ことから始まります。そのためにすぐやる人になる必要があります。
習慣を定着したいのに、なかなか始まらないという方は「やる気に頼らず『すぐやる人』になる37のコツ」を読んでいくと、すぐやる人になります。
聴覚障がい者におすすめの勉強内容
読書
読書は最もコスパの良い自己投資です。
知識を増やすだけでなく、仕事・人生の選択肢を広げてくれます。
たとえば、
- 自己啓発本で「考え方」が変わる
- お金の本で「貯め方・増やし方」を学べる
- コミュニケーションの本で「人間関係」が楽になる
たった1冊の本が、人生を変えるきっかけになることもあります。
聴覚障がい者の私の体験談:聴覚障がい者の私は「説明」が非常に下手でどういうこと?とよく言われます。
そこで、説明の仕方の本などを読んで実践を繰り返して、どういうこと?と言われることが大幅減りました。
この経験から言いたいことは、説明の勉強したからこそ、どういうこと?と言われるのが減りました。つまり、勉強すれば成長します。
スキルを身につける
資格でも、パソコンでも、AIでも構いません。
スキルは“一生モノの資産”です。
先ほどの「説明」のお話があったように、説明できるようになれば、将来役に立ちます。説明を求められても、自信を持って説明できるようになりました。
お金は使えばなくなります。
でも、スキルは使えば使うほど磨かれ、価値が上がります。
私自身、27歳のときに「勉強しよう」と決意しました。
正直、25歳のころから始めていれば、今もっと成長できていたと思います。
聴覚障がい者にとって、スキルは“自分を守る武器”です。
「聞こえないからできない」ではなく、「聞こえなくてもできることを増やす」が大事です。
勉強しないとどうなる?
正直に言います。
勉強しないまま年齢を重ねると、わからないことだらけで苦労します。
20代のうちは、わからなくても周りが教えてくれます。
でも、30代、40代になると「そんなことも知らないの?」と言われる世界になります。
さらに、聴覚障がい者は耳からの情報が少ない分、外の情報を得るチャンスが限られています。
だからこそ、勉強して「自分の頭で考える力」を育てる必要があります。
あなたはどっちの人生を歩みますか?
選択肢は2つです。
- 今、勉強して将来仕事で成果を出し、楽しい人生を送るか。
- それとも、今勉強せずに遊んで、将来わからないことだらけで苦労するか。
どちらを選ぶかで、5年後、10年後の未来が変わります。
悪いことは言いません。
20代の今、勉強を始めてください。
1日15分の読書からで大丈夫です。
1日15分読書の効果などは詳しくこの記事で書いていますので、興味がある方はお読みください。(聴覚障がい者こそ1日15分すべき理由【読書で未来が変わる】 | ユーケン。チャンネル)
私も最初はたった5分から始めました。
それでも、少しずつ未来が変わっていきました。
まとめ
耳が聞こえないことで、情報量は少ないかもしれません。
でも、勉強という武器を手に入れれば、人生は確実に変えられます。
- 1日13分で平均以上
- 読書で知識を広げる
- スキルで自分の価値を高める
「聞こえないからこそ、行動で差をつける」
それが、聴覚障がい者の最大の強みです。
📘 今日の行動ポイント
- 本を1ページだけ読む
- スキル関連の動画を1本見る
- メモ帳に「学んだこと」を1つ書く
たったこれだけでも、あなたはすでに“行動している少数派”です。
未来のあなたは、今日の行動にきっと感謝するはずです。