- どうして自分だけ、聞こえないんだろう
- 周りは普通に会話して笑っているのに、自分だけ置いていかれてる気がする
- 聞こえない自分がダメなんだと思ってしまう
そんな気持ちになったこと、ありませんか?
聴覚障がい者の私も同じです。常にポジディブ思考でいてるわけではありません。時にネカディブになります。
聴覚障がいを持つ私も、何度も自分にコンプレックスを感じてきました。
でもあるとき、大好きだった彼女に言われた言葉が今でも忘れていません。その言葉は
「聞こえないのは個性だよ」
です!
この記事では、聴覚障がい者の私が言われてハッとしたり、本などで心に刺さった言葉を紹介しています。
聞こえない自分に自信を失ったとき、見てほしい言葉を書いています。ブックマークすれば、いつでも見れます!
目次
1.「聞こえない」からこそ、見えるものがある
聞こえないと、相手の声や音は届きません。
でもその代わりに、表情・動作・空気の流れを人一倍感じ取る力があります。
これは、健聴者にはなかなか真似できない「感性」です。
周りの小さな変化に気づいたり、相手の感情を読み取ることができたり、それは人としての「共感力」であり、素晴らしい強みです。
あなたの世界は、音のないぶん、感情であふれている。
だから、聞こえない自分を責める必要はありません。
その「静かな世界」には、他の誰も気づけない美しさがあります。
2.完璧じゃなくていい。“伝えようとする姿勢”がすべて
「聞こえないから、うまく伝えられない」
そう落ち込む日もあるでしょう。仕事や恋愛などでよくあります。
でも、伝えようとする姿勢そのものが、すでにあなたの魅力です。
相手の目を見て、メモを書いて、一生懸命伝えようとする姿。
聴覚障がい者への素晴らしい対応に感動したお話があります。
聴覚障がい者の私の体験談:仕事などで疲れがひどく、ヘッドマッサージの予約しました。その時、要望欄があり、「耳が聞こえないので、筆談をお願いします」といった文章を入力し、送信しました。最初は1から筆談でやり取りするのだと思いました。
予約した日時にお店へ行くと、なんと、事前に流れの説明などを書いたA4用紙10枚ほど用意してくれていたのです!!
しかも、細かく書いてくれてて、「人気ヘッドマッサージ店で忙しいのに、丁寧に事前に準備してくれて本当にありがたい」と心から感謝しました!
また、質問に対して、回答してくれるとき、書きながら、時々、聴覚障がい者の私の目を見て、丁寧に書いてくれました。
その時の心境は非常に気持ちよくヘッドマッサージ受けて、疲れも取れました。それで気持ちよく帰れました。
その真剣さは、必ず誰かの心に届いています。
人は「完璧な言葉」より、「本気の気持ち」に動かされるものです。
3.「普通」を目指さなくていい。「自分らしさ」を磨こう
社会に出ると、「普通」に振る舞うことを求められる場面が多くあります。
無理に口話しようとしたり、聴者のつもりになったりする聴覚障がい者の方も時々見ます。
もちろん、口話の練習するのは、拒否するつもりは全くありません。ただ、無理に口話しようとすると、かえって疲れてしまいます。
「普通」になろうとするよりも、自分らしく生きる力を磨いていく。
それが本当の意味での強さです。
他人に合わせる人生より、自分を大切にできる人生を選びましょう。
繰り返します、口話の練習を拒否するつもりは全くありません。ただ、ありのままの自分を大切にしてほしいです。
4.「できないこと」より、「できること」に目を向けよう
聞こえないことで、できないことも確かにあります。
でも、できることの数は、きっとそれ以上にあるはずです。
あなたには、感性・努力・優しさ・観察力…
いくつもの才能があります。
小さなことでも構いません。「昨日より一歩進めた」その積み重ねが、未来を変えていきす。
聴覚障がい者の読者のあなたも手話できるのではないでしょうか。それができるのであれば、立派です。
手話ができたら、人に教えられるし、手話普及もできちゃいます!
「手話ができる」
それだけでも立派な「できること」なんです!
まとめ|“聞こえない”は、あなたの物語の一部
「聞こえない」ことに悩むのは、弱さではありません。悩むのは人生を真剣に考えているのですから。
だから、どうか思い出してください。
聞こえない自分を否定するのではなく、聞こえない自分を「受け入れる勇気」を持つこと。
その勇気を持つだけで世界を見る目が間違いなく変わります。だから、変わるためにまず、聞こえない自分を受け入れる勇気を持つことです。そこから始めていきましょう!
まずそこからスタートしていきましょう!
聴覚障がい者が抱える悩みを解決4つのステップが知りたい方はこちら(聴覚障害者が仕事などで抱える悩みを解決するたった4つのステップ | ユーケン。チャンネル)