聴覚障害者も最短最速で成長できる方法をご紹介します。
最短最速で成長できる方法ってあるのか?と疑問を持ったのではないでしょうか。
目標達成できる期間は本気で頑張れば3か月です。
ただ、聴覚障害者は耳が聞こえない分、健聴者より情報量に差が出ます。普通に考えれば健聴者のほうが成長が早いでしょう。その中で聴覚障害者も早く成長できる方法があります。
ビジネス書100冊以上読んだ聴覚障害者の私が、読んでいくうち、「これは聴覚障害者でも応用できるな」と感じた事を厳選し、紹介します。
もちろん、聴覚障害者の私も実践しています。
目次
最短最速で成長できる方法
その方法はアウトプットです。
アウトプットとは、学習や経験によって得た学びを、発言や活動に反映させることで、その有用性や効果も含まれます。
アウトプットはコンピューター用語で「出力」を意味し、「インプット=入力」と対比する言葉として生まれました。ここから意味が転じて、「成果物である発言や表現・活動」もアウトプットと呼ばれるようになったのです。
アウトプットとは? 目的、アウトカムやインプットとの違い、メリットや上手に行うためのコツ、ポイントなどについて – カオナビ人事用語集 (kaonavi.jp)より引用
簡単に言い換えれば、自分の頭の中で考えたことを外に出すことです。
アイデアを実践してみる、人に教える、SNSで発信するなど、色んなアウトプットの仕方があります。
アウトプットの対義語は「インプット」です。お気づきの方が多いと思いますが、インプットとはコンピュータ用語では「入力」です。読書、人に教えてもらうなどで知識を蓄えることです。
しかし、なぜインプットでは成長しないのか。
とても簡単です。すぐ思いつくはずです。
聴覚障害者のあなたが会議出席しています。そこで素晴らしいアイデアを思いつきました。しかし、「批判されるかも」と、発言しなかった。評価されません。
なぜなら、発言(アウトプット)しなかったからです。
発言したら、「おぉ!!素晴らしいアイデア!やってみようか!」と言われる可能性もあります。逆に「うーん、ダメだな」と言われる可能性もあります。要は発言(アウトプット)しなければ、評価されることがなくなります。
逆に「ダメだな」と言われたら、「ほかの方法を考えてみよう」っていう気持ちになり、前へ進めたことになります。それができたのは、アウトプットしたからです。
成果が出るのはアウトプット
上図を見てわかるように読書などで得た知識を発言・発信などをすることで成果や評価につながります。
もし、読書だけで済ませたら、頭に入ってるだけになります。アウトプットせず終わってしまいます。
読書したら成長になるやん?と思う人がいるかもしれませんですが、後ほど詳しく供述しますが、インプットだけでは成長しません。
私の周りに努力家の健聴者の友達がおり、周りの会話が耳に入り、「これは役に立てそうだな」と感じたら、すぐ人に話したり、SNSで発信したりしているらしい。
ですが、私を含む聴覚障害者は周りの会話を耳に入りません。なので、アウトプットすることができないと思うのは当然かもしれません。私もそうでした。
そこで月に10冊読書しています。読んでいくうちに役に立てそうだと感じたら、人に話したり、SNSで発信したりしています。
アウトプットすることで、人から「なるほど!その方法があったのか」「僕としてはこうするなぁ」とか色々言われます。そこから新しい学びが出てきます。
要はアウトプットすることで新しい情報がもらえやすくなります。
言い換えれば、アウトプットすればするほど、成長します。
アウトプットしたおかげで成長できたお話を2つ紹介
画家ゴッホ
あの有名な画家のゴッホ氏、最初は作品を人に見せて「意味わからん」と言われたという説があります。けど、聴覚障害者はゴッホ氏を拍手に送ります。
なぜなら、アウトプットしたからです。もし、人に見せず、自分の家の中などに置いてたら、何も変わりはなかったでしょう。
ドラえもん
ある漫画家で「自分は下手だから人に見せられないよ」というシーンがありました。ドラえもんの道具によって、身体が勝手に動くのかように、漫画家自身が書いた漫画を、漫画評論家(だったかな?)に見せた。
漫画家は恥ずかしい顔してたのですが、評論家は「これはいい漫画だ!」と認めたというお話。
アウトプットでしか評価されない
先ほど紹介した2つのお話の共通点は「人に見せた」ことにあります。
私個人的に「人に見せる」=「発言・発信」だと思っています。
逆に人に見せなかったら、評価されません。ゴッホ氏は恐らく勇気を出して人に見せたでしょう。「意味わからん」と言われたときは傷ついたかもしれないのですが、それでも努力し、結果が出せたのです。
ドラえもんのお話でも「自分は下手」だと思っていても、他人からすれば「上手い!」と評価されることだってあります。
言い換えれば、「まずやってみる」です。
インプットだけでは成長しない理由
聴覚障害者の読者のあなたはコンビニで商品の仕入れを仕事しています。そのシーンを想像してみてください。
そこで商品を「知識」に置き換えてみてください。
棚に置いてある商品は、知識としてインプットした状態です。
お客様が棚に置いてある商品を取り出したらアウトプットできたということになります。言い換えれば得た知識を人に話す、発信した状態です。
アウトプットするともらえるのが代金です。
逆に商品を棚に眠っている限り、代金は発生しません。
インプットするだけでは成果も評価も出ません。アウトプットして成果も評価も出ます。
アウトプット方法
アウトプット方法は色々あります。
聴覚障害者の私が実践しているアウトプット方法です。
ご参考していただけると嬉しいです。
20ページに1回アウトプット
ビジネス書を読むとき、必ずアウトプットしています。人に話したり、SNSで発信しています。
先ほど供述しましたが、「これは聴覚障害者でも応用できるな」と感じたことをアウトプットしています。お気づきの方がおられると思いますが、この記事も本の内容をアウトプットしています。ただ、そのままアウトプットはしていません。少し自分の考えも混ざっています。
とりあえずやる
発信、発言もそうですが、読んでみて、「これはやってみよう」と思ったら、とりあえずやる。
「まずやってみる」
やってみないと結果が出ません。出た結果を「どうしたら良い結果を出せるのか」を考えるきっかけにもなれる。
いい結果がでたら「なぜいい結果が出たのかを考え、よりよい結果を出すには?」も考えられる。
話す
今コロナで飲み会自粛になっており、直接話す機会が大幅減ったと思いますが、手話で話すのも立派なアウトプットです。
雑談していくうちに「そういえば、ビジネス書にこんなこと書いてたな」と思い出すこともあり、その時も発言してみる。ただ、時と場合に応じて。
私が参考した書籍
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まとめ
評価・成果が出るのはアウトプット。
最初は下手であっても世の中に出す。どんな結果になったとしても、これが「アウトプット」したことによって出た結果です。
より良いように改善を繰り返して、また世の中に出す。それを繰り返していくことで伸びていきます。
「まずやってみる」の繰り返しですね!
また、インプットしたらその日アウトプットしようという意識も大事です。
補足としてはアウトプットには勇気が必要です。
積極的にアウトプットして自分を高めましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。