聴覚障がい者

【必見】一人暮らしの聴覚障害者にオススメするアイテムを徹底紹介

このサイトに訪問した聴覚障害者は今後、大学生、社会人で一人暮らしする予定だが、寝起き、インターホンや寝起きのためのアラームなどの音に不安を抱えている方なのではないでしょうか。

この記事では聴覚障害者の私が実際に1人暮らしをしてみて、使ってよかったもの、または、オススメできるものを紹介します。

今後、一人暮らしをする聴覚障害者が抱えている不安の解消のお手伝いができたらと記事執筆させていただきました。

本記事では「インターホンの悩み」「起床の悩み」「生活音」を解消ができるおすすめのアイテムの紹介しています。

インターホンの悩みの解決方法

一番理想なのが、モニター画面付きのインターホンのある物件を借りることです。実は私、2回引越しを経験しており、1回目の物件はモニター付インターホンがありませんでした。よくある普通のインターホンで音声通話のみでした。2回目の物件はモニター付きインターホンがあり、助かっています。

モニターなしのインターホンの物件、モニター付きインターホンの物件の両方を経験していますが、聴覚障害者の私にとっての違いは安心感です。

具体的にどういう安心感なのかは、「顔が見えること」です。もう一つ付け加えるなら、便利さです。

モニターなしのインターホンの物件で生活してみて

「ピンポン」は聞こえたものの、顔が見えず、不安もありました。もし変な人だと思うとゾクッとします。なので、友達などが遊びに来るとき、着いたらピンポンではなく、LINEで送るようにお願いしています。

もちろん、LINEに気づくようにしておきます。

また、補聴器、人工内耳を外しているとき、ピンポンが聞こえず、過ごしてしまうことも何度もあります。幸い、1回目住んでた物件から徒歩2分のコンビニがあったので、宅配便などをお願いする際、そのコンビニに着くようにしてもらいました。

宅配便の担当の負担軽減を貢献もできるし、時間を気にせず取りに行けるといった一石二鳥のメリットがあります。

ヤマト宅急便の場合、公式LINEを使って、コンビニに届くようにお願いしました。ヤマト宅急便の公式LINEはこちら

公式LINEで電話いらずで指一本タッチするだけで依頼ができます。

モニター付きインターホン物件で生活してみて

まず、モニター付きインターホンがあると顔が見えるので安心します。ただ、音声通話ができないことに変わりはありません。

顔が見えるので、宅配便の人なのか、友達なのかがすぐわかります。中にはモニター画面に知らない人も映っている場合もありますが、ほっとく場合もあります。このように顔が見えることで安心ができます。

だから、聴覚障害者の方にはモニター付インターホンのある物件に住むことをお勧めします。

一方、予算上の都合でモニター付きインターホン物件が選べれない場合、モニター付きドアカメラを購入する方法があります。

モニター付きインタホーンを取り付ける際、「配線が面倒」「感電が怖い」、また、「大家さんに許可が下りなかったらどうしよう」と考えてしまうかもしれませんが、モニター付きドアカメラの場合、配線不要でドアに取り付けるだけです。

やることは、モニター付きカメラをドアに取り付けて、ネジで固定するだけで機能します。配線手間がいらないし、大家さんの許可が下りたとしても、配線依頼する必要がなくなります。自分一人で設置完了できます。

モニター付きドアカメラ詳しく知りたい方はこちら

起床の不安の解決方法

一人暮らしをする予定の聴覚障害者の方で、3つの不安要素の「インターホン」「生活音」「寝起き」の中で一番不安なのが「寝坊」ではないでしょうか。

聴覚障害者の私も、初めて一人暮らしするとき、一番不安だったのが寝坊でした。寝坊したら、会社に遅刻し、自分への評価が関わったり、最悪、解雇されたりします。休日では友達と遊ぶ予定、またはセミナーなど、遅刻したら友達や一緒にセミナーを受ける人に迷惑をかけます。

特にデートで遅刻すると、次のデートにつなげれるのか、不安になりやすいので、平日はもちろん、予定のある休日では注意しましょう。振動目覚まし時計でセットした時間になると、起こされます。

聴覚障害者の私の場合、7時間睡眠がちょうどいい睡眠時間なので、10時に寝て5時に起きるようにしています。

まず、自分の睡眠時間を把握しておきましょう。そのうえ、振動目覚まし時計、振動目覚まし腕時計を利用することで気持ちよく起床ができるでしょう。

振動目覚まし時計

以下の画像のご覧の通り、白い物体を枕の下に入れて、振動で聴覚障害者の読者のあなたを起こします。さらに強力な振動のため、起きれることに間違いなし。

もちろん、アラーム音を切れます。要は振動だけでも効果があります。

さらに時刻セット、アラームが鳴る時刻のセットも容易なので、すぐ設定ができます。さらに2回セットができるので、二度寝防止にもなります。

 

また、もう一つおすすめのがあります。

先ほど紹介した目覚まし時計は経年劣化により故障で以下の目覚まし時計に買い換えました。

めっちゃ強力な振動で起こしてくれます!さらにフラッシュ機能(光で起こすアラーム)も付いており、光で起きれます!

ただ、強力すぎて、一緒に寝ている人まで起こしてしまう可能性もあります。。。。

振動目覚まし腕時計

振動目覚まし時計だけではなく、振動する腕時計もあります。目覚まし時計と同じく、セットした時間になると、振動で起こされます。

目覚まし振動時計だと先ほど供述した通り、一緒に寝ている人まで起こしてしまうほど協力の振動です。そこで振動する腕時計だと一緒に寝ている人まで起こしてしまうことはありません。

特に早く起きる人にとっては役に立ちます。さらに音がほぼなく強力な振動が肌に伝わり、腕がブルブルとなるので、起きれます!

腕時計と聞くと設定難しそうだとイメージしませんか。聴覚障害者の私もそう思って、実際にやってみると意外と簡単でした。

ただ、デメリットとしては設定した振動が鳴る時間に振動しない場合が多いです。聴覚障害者の私の感覚としては約10分の誤差があるように思います。

だからこそ、いつも朝6時に起きるのですが、あえて、5時45分に起きるように設定します。すると先ほど供述した約10分の誤差で、ちょうど6時に起きれるようになります。

また、振動するのは2回で1回目の振動1分後、2回目の振動がきます。振動時間が約30秒ほどです。

 

生活音の悩みの解決方法

誰でも少なくとも生活音は生じます。生活音とは足音、ドアの開閉音など。

聴覚障害者の私も一回、注意されたことがあります。それは深夜で階段を上る際、足音がかなり響くとのことでした。

夜遅くまで仕事したことがあり、帰宅する際、3階の部屋まで階段を上る際、足音に気を付けたつもりが想像以上音が大きかったと痛感し、ゆっくりとのぼるようにしています。

2回目の物件に引っ越しした今でも意識しています。

引っ越ししたら、必ず隣の部屋の方、上の部屋の方。下の部屋の方に「耳が聞こえない」ことを伝えておきましょう。

ただ、伝えて理解が得られたからといって、音に注意しなくてもよいというのは大間違いです。目的は挨拶はもちろん、聞こえないことへの理解を得ることです。

また、カーペットは必ず敷きましょう。

カーペットに関してはニトリ、コーナンなどで売っているので、部屋の間取りに合わせて購入しておきましょう!

仕事などで夜遅く帰宅した場合、シャワーの音などには気を付けましょう。一番理想なのが、夜お風呂に入らず、朝に入ることですが、難しい場合、シャワーを弱くするなどの方法があります。

とにかく、音を出さないように気を付けていきましょう。

まとめ

聴覚障害者の一人暮らしの不安要素である「インターホン」「起床」「生活音」は先ほど紹介したアイテムで解決可能です。

モニター付のインターホンのある物件、もしくは大家の許可を得て配線のいらないモニターを設置することがおすすめです。

特に一番不安の「起床」に関しては目覚まし振動時計、目覚まし振動腕時計を利用すれば解決ができます。補足として、自分の最適な睡眠時間を把握し、目覚ます時間を設定することで気持ちの良い起床することができます。

また「生活音」に関しては自分で気を付けることはもちろん、隣の人に挨拶を済ませ、理解を得ましょう。そして、自分も大きな生活音を出さないように気を付けていくように意識していきましょう。

引越ししたら、挨拶は面倒くさいとは言わずに、挨拶しておきましょう!挨拶とは、自己紹介であり、理解を得るためでもあります。その為、万が一のことが起きて、トラブルの元にならず、済みます。