このサイトに訪問した聴覚障害者はニュースでの効率の良い情報収集方法を探しに来たのではないでしょうか?
僕も耳が聞こえない分、目を使ってニュースなどの情報を集めています。その中で効率の良い情報収集方法があります。ただ、その情報収集方法はニュースを見ないことです。
「は?このサイトに来た意味がないじゃん!」と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。「ニュースを見る時間を削減しよう」と言っています。いきなり、聴覚障害者の読者のあなたに質問です。今まで見たニュースの中で「役に立った」「そのニュースをきっかけになった」などということはあるでしょうか?
「ない」という方はこの記事の最後まで読むことを強くお勧めします。
ニュースでの情報収集
ニュースを見るということは時間のムダです。もし「耳が聞こえない分、情報収集を頑張ってきたのに!失礼な!」と思ってしまったらごめんなさい。ただ、最後まで読んでいただくとなぜニュースを見ないほうがいいのかがわかるようになってきます。
先ほど供述した、「役に立った」「そのニュースをきっかけになった」などの質問に対し、「ない」と答えた方が非常に多い。最近のニュースで役に立ったといえば、コロナ予防策ぐらいです。
それぐらい役に立ったことは少ない。例えば、聴覚障害者の読者のあなたが弁護士をしています。事件のニュースが出てきたら、「その人を弁護するとしたらどういうことをするのか」などを考えるのもアリかもしれません。ただ、聴覚障害者の私は弁護士ではないので、事件などのニュースで役に立つことはほぼないに、近いです。
言い換えれば、自分との関係のあるニュースを見ることが重要になってきます。結論として、自分と関係ないニュースを見ないことです。それが効率の良い情報収集方法であり、有効な時間の活用方法です。
ただ、ニュースを見るな、とは言っていません。どんなニュースを見るか、見ないか、あるいは全部見ない、決めましょう、ということです。
それでも、そんなことはない!と思っている方はハッキリ言って、この記事を読むほうがムダです。要は、先ほど書いた通り、「そんなことはない!」と思っているということはこの記事の内容と自分と関係ないということです。関係ない記事を読んでもムダです。
もう一度言います。耳が聞こえない分、ニュースで情報収集しようと考えている聴覚障害者の読者のあなたは素晴らしいです。ただ、言いたいことはニュースの見方を考えましょう、ということです。
ニュースで本当に重要なこと
例えば、「車が橋を渡り、橋が崩落した」というニュースが出たとします。メディアは「車の状態」「運転手は誰なのか」「どこに向かっていたか」「体験談」などに関心をむけます。もちろん、その運転手にとって悲惨的なお話ですが、重要なのはそこではありません。運転手ではなく、橋です。
橋の構造、崩落した橋と同じ素材を使っている他の橋があるのか、なのではないでしょうか。それを知れば、死傷者が出るのを防げる。さらに同じ素材を使っている他の橋があれば、対策もできる。
もう一つの例として「税務署の職員が、市の巨額の損失をもたらした」とします。メディアはその職員の元に殺到します。その人の素性、私生活などを知りたがっています、また、上司との関係は?どんな育ち方をしたのかなどを知りたがっています。
しかし、本当に重要なことは職員ではなく、税務署の体質とリスクマネジメントです。職員の経歴なんてどうでもいいです。二度と問題が起きないようにすることが、メディアの本当の仕事なのではないか?と聴覚障害者の私は考えています。
先ほどの橋もそうですが、「これからどんな橋を建設したらいいのか」などを書かれることがほとんどない。
何が言いたいのか言うと、重要なことを書かれてないニュースを見る時間がムダだということです。
効率の良い情報収集方法
ここまで読んでみてお気づきの方が多いと思いますが、報道されてない事実ほど重要だということです。
橋のお話でいうなら、これからどんな橋を建設したらいいのか。税務署のお話でいうなら、これからどんな体質を作ったらいいのか。などが報道されてない。要は報道されてない事実ほど重要な場合が多い。
では、効率の良い情報収集方法のお話をします。先ほど供述した通り、ニュースを見ないとありますが、自分と関係あるニュースを見ることも大事です。
先ほど供述した通り、聴覚障害者の読者のあなたが弁護士だとして、事件のニュースを見て、その人を弁護するとしたら、どういうことするんやろ?と考えるのもアリかもしれません。聴覚障害者の私は製造業で働いてるので、製造工場で事件が起きたニュースが出たら、見ます。なぜ起きたのかなどを理解し、どう対策するのかを考えます。
また、副業もやっており、税金などは重要なので、税に関するニュースは見ます。(内容によって見ないときもあります)
それ以外に一切見ません。
言い換えれば、自分との関係あることを考えて、それを見ることです。これが効率の良い情報収集だと考えています。
ニュースよりも書籍
聴覚障害者の私はニュースより本を見ています。理由はお気づきの方がおられるかもしれませんが、専門家などが書いた書籍なので、大変勉強になります。
話が少しそれますが、1人がニュースを見る時間が1日で60分だと言われます。1週間になると1日労働時間を消費したことになります。さらに1年続くと1か月分の労働時間を消費したことになります。
でかいと思いませんか?1年で自分と関係ないニュースを見るだけのために1ヵ月分の時間を消費しています。
その1か月を書籍を読む時間に置き換えるとそのほうが効率よく知識が詰められると思いませんか。
言い換えれば、1日60分ニュース視聴時間を、読書時間に置き換えるだけで効率よく知識が詰められます。
さらに筆者は専門家などの方が多いので、そのほうが勉強になるはずです。
役に立ったと感じることも多いはずです。聴覚障害者の私の実体験です。
聴覚障害者の読者のあなたにオススメしたい良書は以下の通り
事件のニュースで確かに、「自分だったらこうやって防げたと思う」などを考えさせられることは多いが、この本で学んだほうが人生を激変します。
聴覚障害者の私は200冊ほどの自己啓発書などを読んできましたが、「一流の人を学ぶ自分の磨き方」が聴覚障害者の私がお勧めする良書の一冊です。
読んでみて実践したら、間違いなく読んでよかったと思うはずです。
まとめ
ニュースはあったことだけを伝える場合が多く、私たちの人生で「役に立った」「ニュースがきっかけになった」などが非常に少ない。役に立ったといえば、コロナ対策ぐらいでしょう。
メディアの本当の仕事は二度と同じことが起きないように周知することだと思っています。
橋のお話で「どんな橋を建てたらいいのか」、税務署で「どんな体質を変えたほうがいいのか」などを周知することが大事だと考えています。
運転手はどんな人なのか、職員の経歴ではなく、橋自体、体質が重要です。
聴覚障害者は耳が聞こえない分、情報収集しようという強い意志を持つ人は何人か知っています。ただ、ニュースの見方を変えることで効率よく情報収集ができます。聴覚障害者の私がお勧めするのは、ニュースより1冊の良書です。
まず、良書を買って読んで実践してみてほしい。「役に立った」と感じるはずです。