「聴覚障がいがあるから仕事ができない」
そう思われることに、悔しさを感じたことはありませんか。聴覚障がい者の私もそうでした。
実際には、職場で評価されている聴覚障がい者は確実に存在します。また、職場の先輩に数々の成果を残してきたほど仕事ができる聴覚障がい者の方が2名おり、真似をしていくと、少しずつではありますが、評価が変わってきたという実感があります。
そしてその人たちには、共通する条件があります。
この記事では、仕事ができる聴覚障がい者に共通する考え方・行動を、当事者目線でわかりやすく解説します。
目次
仕事ができる聴覚障がい者の条件①
自分の「できる・できない」を正確に伝えられる
仕事ができる人ほど、「全部できます」と無理をしません。確かに全部できればかっこいいです。しかし、残念ながら私たち人間は何事でも完璧にこなせるようにできていません。
また、「こう整備すればできます」と伝えるのも、仕事できる人です。聴覚障がい者の私の場合、会議に参加する機会があり、10人のうち聞こえないのは私だけです。「聞こえないからできない」で終わらずに、こうすれば会議できます、と伝えるのです。
- 聞き取りが難しい場面
- 筆談やチャットが必要な場面
- 配慮があれば成果を出せる場面
これを感情ではなく、事実として説明できるのが強みです。
聞き取りが難しいなら、音声翻訳アプリを使う。筆談やチャットが必要ならパソコンを用意する。配慮があれば成果が出せるなら、文字でのコミュニケーションあったほうがいいという風に説明するのです。
健聴者の上司や同僚は、「わからない」ではなく「どうすればできるか」を知りたいだけ。
説明できる=信頼される
これは仕事の基本スキルでもあります。
聴覚障がい者の私の考察
聴覚障がい者も人間ですから、力を発揮できます。しかし、コミュケーションの壁によって発揮できずにいてる聴覚障がい者が多いです。つまり、コミュニケーションの壁を乗り越えれば力を発揮できるからです。
なぜなら、話し合いもでき、仕事もかなり捗るからです。
仕事ができる聴覚障がい者の条件②
受け身ではなく、自分から動ける
「指示が聞こえなかった」
「説明がなかった」
もちろん、それはつらいことです。
でも、評価される人はここで止まりません。
- 自分から確認する
- メモや文章で補完する
- 「次はこうしてもらえると助かります」と提案する
これは媚びではなく、仕事の姿勢です。
実は健聴者でも「言われるまで何もしない人」は評価されません。
行動できる人は、障がいの有無に関係なく評価されます。ただ、何度も同じことを繰り返して聞くのは評価が下がります。大事なのは一回確認したらメモをしておくことです。
仕事ができる聴覚障がい者の条件③
文章で伝える力を磨いている
聴覚障がい者にとって、文章は最強の武器です。
仕事でよく使うのは以下の4つではないでしょうか。
- メール
- チャット
- 報告書
- 提案文
まず、どんな意識で文章を書いていますか。自分がわかる文章を書いても相手はわからない場合もあります。だから、読む相手を意識して書くのが仕事ができる人です。
逆に、文章が雑だと誤解されやすくなります。
だからこそ、読書・文章練習・アウトプットは仕事力に直結する自己投資です。
聴覚障がい者の私が実践した文章の勉強方法を紹介している記事もありますので、参考していただけると嬉しいです!
記事はこちら→【初心者向け】聴覚障がい者が真の力を発揮する文章力の伸ばし方 | ユーケン。チャンネル
仕事ができる聴覚障がい者の条件④
感情的にならず、冷静に対応できる
理不尽な場面、ありますよね。
聞こえないことで誤解されたり、配慮が足りない言動を受けたり。
でも、評価される人は
- その場で感情を爆発させない
- 後で整理して、冷静に伝える
- 改善策を一緒に考える
という選択をしています。もちろん人ですから腹が立つこともあるでしょう。しかし、感情的になると「聴覚障がい者は忍耐力が足りないのか」と思われる可能性があります。だから、感情的にならず、後で整理して、冷静に伝える。それで改善策を一緒に考える姿勢が大事になってきます。
これは我慢ではありません。自分を守るための大人の戦略です。なぜなら、言わないと相手はわからないですから。
先ほどの「できる・できない」を正確に伝えられる、といったお話があったように「伝える」というのも以外に大事だったりします。
仕事ができる聴覚障がい者の条件⑤
常に「自分をアップデート」している
仕事ができる人は、障がいの有無に関係なく学び続けています。
- 読書
- スキル習得
- AI活用
- 資格や知識
なぜなら、「お金はなくなるが、スキルはなくならない」からです。
スキルについて考えてみませんか。
スキルの重要性
AさんとBさんがいます。その二人は同じ会社で働いています。
Aさんは仕事終わってからでも読書、資格取得などで常に自分をアップグレートし、年間売上1億円を出すTOP営業マン。一方、Bさんは自分をアップグレート一切せずにゴロゴロしてます。
Aさんは営業スキルだけではなく、AI活用スキルもあるので、業務時間も大幅削減し、営業時間が大幅増やした。その結果、年間2億円売上達成した。それで給料も2倍。
BさんはAI活用スキルがないので、業務に追われ、営業する時間がない。むしろ、営業スキルもAさんほどではないので、6か月に1回ほどの成約。給料はそのまま。
Aさんはスキルがあるから、会社にさらなる貢献もでき、給料も上がります。Bさんももちろん会社に貢献しているのですが、Aさんほどではないので、給料もそのままです。
給料は労働力の対価ですから。
聴覚障がい者は、情報量で不利になりやすい分、意識的に学ぶ人ほど伸びやすいという特徴もあります。
聴覚障がい者の私が、聴覚障がい者こそスキル身につけるべき理由を書いた記事作成しています。個人的な考えですが、参考としてお読みいただけると嬉しいです!
聴覚障がい者こそ仕事や人生で役に立つスキルを身につけるべき理由3選 | ユーケン。チャンネル
仕事ができる聴覚障がい者は「特別」ではない
ここまで読んでどう感じましたか?
「自分には無理」
ではなく、
「これならできそう」
と思えるものが、ひとつはあったはずです。
仕事ができる聴覚障がい者は、
才能があるわけでも、特別な環境なわけでもありません。
👉 考え方と行動を少し変えただけです。
まとめ
仕事ができる聴覚障がい者の条件は以下の通りです。
- 自分の特性を説明できる
- 受け身にならず行動できる
- 文章で伝える力がある
- 感情ではなく冷静に対応できる
- 学び続けている
どれも、今日から意識できます。
聴覚障がいがあるから不利なのではありません。
使える武器を使っていないだけです。
あなたは、どの条件から磨いていきますか?
