聴覚障害者が資格を取ることを勧めている理由は、耳が聞こえなくてもできるんだ!と思わせる重要な証明書にもなるからです。
現実を見ると、聴覚障害者はできないと思い込む健聴者が多いです。私も会社に入ったばかりのころ、上司に耳が聞こえないってことはできないんだと思われたらしいです。
その2年後、飲み会でその上司から私に謝りに来ました。何謝りに来たのかいうと、「耳が聞こえないなんてできない」と思っていたそうです。私はすごくうれしかったです。認められた気分で非常に嬉しかったです。
しかし、実際、「聴覚障害者」=「できない人」とイメージする健聴者が多いです。同じ聴覚障害者として非常に悔しいです。
目次
資格に対する聴覚障害者の現実
聴覚障害者の私が働いている会社にリフト、ろう付けなどがあります。作業するために資格が必要です。聴覚障害者の私が運転免許を持っているのにリフト免許取らせてくれない。ろう付け資格も取らせてくれない。
なぜなら、万が一、問題が起きたら会社の責任になるからです。会社にとって、障害者に危険な仕事をやらせるのに不安です。
しかし、きっちり教育しておけば、できることです。聴覚障害者の私が、運転免許を持っていても、会社には通用できませんでした。
入社した時、ろう付けしている姿がかっこよくて、私もやってみたいと思い、上司に相談しました。しかし、断られました。理由は先ほど供述したとおり、聴覚障害者の私が問題起きれば、会社の責任になるからです。運転免許持っていることを伝えてもボツされました。
私が働いている会社に限らず、どの会社でもそうです。
私の聴覚障害者の友達は、ろう付けもリフトもやらせてくれているそうです。友達が働いている聴覚障害者は100人以上います。
しかし、私が働いている会社は6人しかありません。
100人の聴覚障害者が働いている会社、6人の聴覚障害者が働いている会社と比べると、前者のほうが理解のある会社と言えるでしょう><
私の会社に聴覚障害者を増やせば、理解してくれるでしょう。
聴覚障害者の強力な武器となる「資格」
「資格」とは、私は〇〇ができますという証明書という役割があると思っています。
もちろん、資格があるからといって、やらせてくれるわけではないです・・・。
やらせてくれなかったとしても、資格は強力な武器になります。
資格が強力な武器だと言える理由
努力の証
難関資格取得していると、努力したというアピールができ、努力家だという印象が与えられます。簡単な資格もいいと、私は考えています。なぜなら、資格を取りに行く行動を起こしたからです(@^^@)
責任のある仕事を任される可能性あり
会社が安全を考慮して希望の仕事をやらせてもらえなくても、責任のある仕事を任せても大丈夫だなとみてくれるかもしれません(@^^@)
クラウドソーシングで案件が取りやすい
クラウドソーシングはフリーランスとして、ネット上で依頼された仕事をやり遂げて、報酬を受け取るサービスです(@^^@)
資格があれば、大きな仕事が取りやすいと思っています!
資格を持っているだけではもったいない!なので、活かしてみましょう!
こちらがクラウドソーシングになります!
資格取得におすすめする「ユーキャン」
ユーキャンといえば、知らない人はいないでしょうw
スーパーなどで資料として置かれているのを見たことがある方が多いでしょう。
資格取得のために施設に通う方もおられますが、社会人であれば、なかなか時間が取れない方が多いでしょう。私もそうです。
ユーキャンであれば、自分が好きな時間で勉強ができるので、非常におすすめです。
教材も届くので、聴覚障害者でも学べると思います!
興味があれば、資料請求から始めてみてください^^
まとめ
聴覚障害者が資格を持っていてもやらせてもらえないことが多いのも現実です。
解決するには、聴覚障害者の人数を増やすことが重要だと思っています。
そのために、後輩などにPRが必要だと思っています。
自分が働いている会社のいいところなどを具体的にPRしましょう^^
私も後輩に会社をPRしたら、3人ほど入社してくれました。
また、資格持っていてもやらせてくれなかったとしても、落ち込む必要はないと僕は考えています。
いつか役に立つ時が来ます。
ある日、「君、〇〇持ってたんだよね?今日、A君とB君が休みなんだ。やってくれないか」と任される時が来ます。仕事ではなくても、プライベートで役に立つ時が来ます。
なぜか人生ではそうなっています。
やったことは帰ってくるというのが人生です。数か月かもしれないし、数年後かもしれない。
だからといって、ただ待つだけではいけません。日々から努力することが大事です。読者のあなたのがんばりは必ず見ています(@^^@)