聴覚障害者が文章力を身に付けることは大事です。
文章が苦手とする聴覚障害者が多いので、文章力を身に付けることは必須と言ってもいいではないでしょうか。
聴覚障害者の私も、6か月本気で文章力の勉強し、仕事で成果が出せることができました。
出せたのは、仕事ではないです!プライベートの人間関係も困ることがほぼなくなりました。
文章を書く際、頭の中にあるいろんな言葉を引き出して、文章を組み立てるのですが、言葉一つでも間違うと、意味が大きく変わり、相手に誤解を与える場合があります。経験のある聴覚障害者が多いではないでしょうか。
ある意味、言葉は怖いです。言葉一つでトラブルの原因にもなります。
特にビジネスシーンにおいては、主語を欠けると、トラブルの原因にもなります。
文章の勉強方法
文章の勉強方法は、文章を鍛える本を買って、筆者の書いた文章を丸写しすることです。
ただ、丸写しするのではなく、なぜその文章なのかを考えていきましょう。
「なぜ?」という疑問を持つことで、成長できます。
「私はユーケンです」
なぜその文章になるのでしょうか?
私は自分のことを指します。なので、私はユーケンです。
では、「私がユーケンです」だったらどうでしょう?
よーくみると、「私は」を「私が」に置き換えていますが。自己紹介では、「私が」はあまり使わないのですが、どんな場面で使うと想像できますか?
私を探しに大勢の人の中から「ユーケンさんどこにいますか?」と呼ばれ、気づいた私が、探しに来た人のところへいき、「私がユーケンです」という場面を、私は想像します。
①「かなづちでモノを組み立てる」
②「かなづちをモノを組み立てる」
実際、聴覚障害者に言われたことがある表現です。
昔の私だったらおかしいとは思いませんでした。
今では、すぐおかしいと気づけます。読者の聴覚障害者のあなたも気づけると思います。健聴者だったらすぐ気づけます。
まず、①の意味を解説します。
かなづちを使って、モノを組み立てるということですよね。
誰でもわかりますよね!
②の意味を解説すると、昔の私だったら、かなづちを使って、モノを組み立てると思っていました。
今の私では、「かなづち自体を組み立てるのか?」「モノを組み立てるのか?」と思っちゃいます。
このように、一つでも表現を間違うと、誤解を与えますし、混乱させます。
実際に私が勉強した文章の本は以下の画像です!クリックし、購入も可能です!
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この本は、なぜその文章になるのか細かく解説してくれるので、非常にわかりやすいです。
「原文」と「改善した文」の二つとも表記されているので、わかりやすいです。
原文では、基本的に表現がおかしい文で、改善した文は、原文を訂正し、正しい文章が書かれています。なので、非常に勉強になります。
原文のどこがおかしいのか、なぜ訂正したのかも細かく書かれているので、「わからない」を「わかる」にできる本です!
文章力を鍛えることで身に付けた能力
私が実感した、文章を鍛えることで身に付けた能力を紹介します。あくまでも、私の個人の実感です。
思考力
文章を組み立てるってことは、どうしたら相手に伝わる文章になるのか、どんな言葉がいいのかなどを考えるので、思考力も鍛えられます。
また、ダラダラと長い文章は読む相手が疲れます。私も疲れます。
ダラダラと長い文章を、どうしたらシンプルな文章になるのかを考えるので、思考力が鍛えられます
気づく力
文章を書き終えたら、見直す方が多いと思います。見直す際、文章が間違っているところはないのかと意識すると思うけど、その時、間違いに気づく力が必要になります。
昔の私は、間違えても気づきませんでした。
この2つを身につけたと実感しています。
文章が書けるようになると、仕事の成果もあがります。
できる人はシンプルな文章だと言われていますが、まさにそうです。
なぜなら、仕事は時間との戦いです。理解しにくい、しかも、長い文章だと、時間ロスしてしまう。シンプルで1回で読んで理解できる文章はロスしませんし、話し合いも早く進められます。
なので、文章で評価が左右されると言っても過言ではないと思います。
この記事をきっかけに文章力を鍛えようと思っていただけたら非常に嬉しいです。
まとめ
文章がうまい人は仕事もうまいと言ってもいいかもしれないですね(@^^@)
聴覚障害者は文章が苦手な方が多いです。ぜひ、克服し、思考力など伸びるので、会社からの評価が上がります。
文章も作品です。このブログは展示しているようなものですw
制作する時は、自分目線ではなく、他人目線で作ると思いますが、文章もそうです。
映画も、本も、何事においてもそうです。他人目線で作ったら売れると思うのですが、自分目線は売るのが難しいでしょう。他人目線で作れば、思考も向上します。
常に他人目線で制作しましょう!