このサイトに訪問したのは、聴覚障害者への教育の悩みを抱えている健聴者の方ではないでしょうか。
聴覚障害者への教育の場面は様々ですが、どの場面でも共通する悩みを紹介します。自分の状況に当てはまる悩みがあったら、ぜひ参考してみてください。
健聴者に対しての教育は健聴者の読者のあなたなら経験していると思うのですが、聴覚障害者への教育は初めてではないでしょうか。
聴覚障害者の私は、今某メーカー勤務しているのですが、入社時、先輩や上司に聴覚書会社と一緒に働くのは初めてだと言われました。
なので、コミュニケーションのズレは何度もありました。なぜかいうと、お互い経験がないからです。
聴覚障害者の私の経験を元に記事にしていますので、参考にしていただけると幸いです。
聴覚障害者の特性
教育する前に聴覚障害者の特性を理解しなければならないと考えています。
教育しても通じない原因のほとんどが、聴覚障害者の特性を理解できてないことだと、考えています。
特性を一緒にみていきましょう。
聴覚障害者の主なコミュニケーション手段
筆談
健聴者の読者のあなたが聴覚障害者と会話する際、筆談ではないでしょうか。
筆談する時は、難しい言葉はできるだけ使わないこと。シンプルな文章でわかりやすい文章をお願いします。
また、筆談する際、紙をたくさん使うので、ムダになります。電子ボードでは紙を使わない「ペーパーレス」として使えます。
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書いてもすぐ消せます! ロックボタンがあり、誤って消してしまうことがほとんどありません。 コイン電池1個で約5万回の削除が可能です! ペーパーレスで経済的です。紙で筆談したら、溜まるし、余計なコストがかかってしまいます。ゴミもかなり溜まります。 電子ボードは書いて、消して、書いて・・・・繰り返して使用ができるので、ゴミが出ることはありません! |
読話
唇の動きをしっかり見て、何が言いたいのかを理解する聴覚書具合者が多いです。私もそうです。プライベートでは筆談してくれますが、仕事では時間との戦いなので、筆談する時間がなく、口話で話しかけられることが多いです。
私の場合、初対面の人の唇の動きを読み取るのが難しいです。付き合いの長い人なら、だいたい理解できます。
ただ、聴覚障害者の私の場合なので、口話はできるのか。どのぐらいならできるのかを確認してあげてみてください。
手話
手話は聞こえない人たちの言語ですが、手話ができる健聴者もいます。私の周りの健聴者は手話ができます!
手話教えてもらうようにお願いしてしましょう!聴覚障害者の私も手話を教えてと言われたことがあり、非常に嬉しかったです。なので、めっちゃ教えてました。
聴覚障害者の立場で言うと、手話教えてとお願いすると、嬉しいし、会話ができる人が増えるって安心します。
「手話教えて」とお願いしてみましょう。聴覚障害者との絆が深まります。手話をきっかけに会話が広がります。
また、健聴者のあなたが自発的に手話を覚えていけば、聴覚障害者への教育の悩みがほぼ確実に解消されます。
なぜなら、聴覚障害者は手話が言語なので、何年も手話を使っているので、話が通じます。
手話を覚えるなら、このDVDがお勧めです。
手話の本を購入し、覚えていく方法もありますが、DVDは動作もあるので、動きを真似て覚えていく素晴らしいツールなので、興味があったら購入して、手話できるようになりましょう!
私がお勧めする手話DVDが谷千春のワンステップ手話講座です。
聴覚障害者の文章力について
文章力が足りない聴覚障害者が多いです。原因は耳が聞こえないことです。
健聴者は、自然と耳に入ります。なので、文章や知識などが身に付きます。聴覚障害者は、耳に入らず、情報量がかなり少ないです。
健聴者は耳が聞こえるので、24時間、情報が入ってくるのに対し、聴覚障害者は目で認識したことにしか情報が入ってこない。
かなりの差があります。差を縮めるために読書などで情報取集を努めている聴覚障害者は多くいます。
読書してない聴覚障害者も多くいるのですが、大事なのは、
・難しい漢字、難しい言葉をなるべく使わない。
・シンプルでわかりやすい文章を組み立てる。
以上の2つを最低でも心がけるようにお願いします。
聴覚障害者の私の本音
聴覚障害者の私が会社に対する本音を書いています。参考になるものがあれば、参考してみてください。
・朝礼の内容がわからない。聞きに行くが、面倒くさいなのか、簡単なのしか教えてくれない。
・周りをみると、何か問題が起きたらしいが、その「何か」がわからない。聞いても、「あぁ、大丈夫だよ」と言われる。知りたいのに。
・ミーディング10分ほどやるときがあり、紙でまとめてくれるが、ポイントにしかなかった。細かいこと知りたいのに。
・指示され、終わったら報告してと頼まれたのに、「解決した」と言われ、僕のやっていることはなんだったんだろう。
主な本音が以上の4つです。
参考になることはありましたか。
まとめ
健聴者の読者のあなたが、聴覚障害者への教育に任されたが、うまくいかないのは、聴覚障害者に教えるのが初めてだからでしょう。
ぜひ、聴覚障害者の本音を参考して、教育を取り組んでほしいです。
聴覚障害者としては手話が言語です。具体的に言えば、手話が聞こえない人たちの言語です。
なので、健聴者のあなたも手話を覚えようとなれば、教育もうまくいきます。
興味があったら、手話に挑戦してほしいです。