ビジネススキル

健聴者が学んでほしい聴覚障害者との付き合い方を学ぶ上で重要な事

聴覚障害者がなぜ「耳が聞こえないからできない」「自分はダメ」だと思うのかと考えたことはあるでしょうか。考えたことがあるというのは、深く考えたことということです。

ほとんどは「なぜネガディブになるのか」を考えたことはないでしょうか。聴覚障害者の私もそこまで考えていませんでした。しかし、今では、自分が言うのなんですが、ポジディブになれています。

そして、自尊心に傷付く方が非常に多いです。ですが、この記事を最後まで読んでいくと「なんだ!そんなことか!」と思えるかもしれません。

厳しいことを言わせてください。ネガディブになるのもポジディブになるのも自分次第です。環境とは関係がない。それぐらいの気持ちがなければ、成長は難しいような気がします。

聴覚障害者がネガディブになる理由

スバリ、「社会」です。

社会が聴覚障害者にネガディブ思考させているの?と、聴覚障害者の読者のあなたは思うかもしれません。これでそうです。

周りから聴覚障害の事を理解されないので、「自分はダメ」「聞こえないなんてできない」と思ってしまいます。逆に理解してくれる社会だったら、聴覚障害者も活躍できる社会になります。

例えば、よくある例が、「聴覚障害者としての言葉」は健聴者としてはわからない。なので、健聴者が「聴覚障害としての言葉」を別の意味として捉えて、傷つかれたり、怒らせたりしてしまう場合が多いです。

だから、「自分はダメなんだ」と思ってしまいます。また、「言葉」の問題ではなく、「マナー」も同じことが言えます。

聴覚障害者がネガディブになる理由は「社会の理解が追いついてない」からです。

ここまで読んで、「社会の理解が深まるまで待つのか」と思うかもしれませんが、待っているのではなく、聴覚障害者の読者のあなたも行動を起こす事で社会の理解を貢献できます。

社会の理解を貢献するには

まず、聴覚障害者も同じ人間です。過去に、聴覚障害者は特殊な人間だと言われたことがありました。ですが、特殊な人間ではない。同じ人間です。

ただ、日本の人口には1億2千人、そのうちの聴覚障害者の人口が36万人だと言われています。

計算すると、1000人に1人が聴覚障害者ということになります。1人の聴覚障害者が999人の健聴者から理解を得るにはかなりの時間がかかります。

なので、社会の理解が追いついてないのは当然の話だと思います。しかし、今では、TVで聴覚障害者、障害者が活躍されているシーンを放映されているのをたまに見かけるようになったが、まだまだ少ないと感じています。

TVの力を頼るのではなく、一人ひとりの聴覚障害者の活躍をすることで、社会の貢献に繋がります。長い歳月がかかりますが、いつか実ると信じています。

聴覚障害者、障害者が気軽に参加できる社会づくりを貢献するために力を合わせて頑張っていきましょう。

貢献方法

聴覚障害者の私が考えた貢献方法ですが、今ではネット時代であり、SNS時代でもあります。Twitter、Instagram、YouTubeなどを積極的に発信していくことで貢献につながると思っています。

ビジネスでもいいですし、日記のような投稿でもいいですし、継続できれば、障害があってもできると思ってくれる可能性が高いでしょう。

また、オンラインだけの話ではなく、オフラインの付き合いも大事になってきます。積極的にサークルに参加したり、健聴者の飲み会に参加したりすることで、社会の理解の貢献につながります。

聴覚障害者の私もサークルなど参加しましたが、ある人からの一言がありました。

「聞こえないなんてできないと思ってた。僕が間違えた。ごめんなさい」と。

その一言が凄くうれしかった。これが少しですが、貢献になったのではないかと感じています。このように、オンライン、オフラインで、積極的に交流することで、聴覚障害者にとっては健聴者との交流になるし、健聴者としてもいい経験になれます。

その健聴者がいつかまた別の聴覚障害者と出会った時、間違いなく役立ちます。理由は経験しているからです。これも一つの貢献になります。

聴覚障害者一人ひとりの行動が社会の理解の貢献につながります。

まとめ

聴覚障害者がネガディブになる理由を理解していただけたでしょうか。ただ社会の理解が追いついてないだけです。ですが、そこは「社会」のせいにせず、行動を起こしましょう!

聴覚障害者の読者のあなたも行動を起こすことで、後輩の聴覚障害者、あるいは別の聴覚障害者の為になる時が来る可能性があります。

例えば、ある聴覚障害者が行動を起こし、その結果、「手話サークルに入りたい」と言われたそうです。今では、積極的に通って、手話の勉強をしているそうです!

こんなことがあります。聴覚障害者の読者のあなたもぜひ、行動を起こして、少しでもいいので、社会の理解に貢献をしてみましょう!

聴覚障害者の私と一緒に活動をしましょう!