「障害だからできない」「障害を乗り越えられない」という方が非常に多いです。「障害」を理由にすると、要は言い訳すると、成長はなかなか難しい。その中でこのサイトに訪問した聴覚障害者の読者のあなたは「障害を乗り越えたい」という考えをお持ちの方ではないでしょうか。
「乗り越えたい」と思っている時点で、素晴らしいです。ただ、「言葉は現実化する」というのがあり、「乗り越えたい」ではなく、「乗り越える」という考えを持ってほしい。
「乗り越えたい」の「~たい」は欲求・要望であり、何かの出来事があって、気持ちが変わるかもしれないということになります。欲求・要望ではなく断定形として「~する」という考えが大事。これだけで悩みを解決することが可能です。
なぜなら、先ほど供述したように、言葉は現実化するというのがあり、「~する」と断定すれば、必ず達成できます。ただ、「~する」だけではなく、大切なことがあります。それをこれから詳しく解説をします。
具体的なことを言葉にするメリット
先ほど供述したとおり、「~する」とありますが、例えば、「痩せる」だとします。それは諦めてしまいやすい。
まず、自分の悩みを紙に書きましょう。悩みを解決する方法を考えましょう。考えた後は、計画を作るだけです。
そこで具体的にする。例えば、こんな感じになります。
例として
「2020年9月まで10キロ痩せる」
「2021年8月まで30キロ痩せて女性にもてる」
「2021年3月正社員登用される」
こんな風に、数字を落とし込むことが大事です。
では、数字を取って、少し表現方法を変えてみます。
「痩せて女性にもてる」
「正社員登用される」
見比べて、どうでしょう?
先ほどの目標は具体的で、今見ていただいた目標は具体的ではありません。
あなたが学生の時、「明日まで宿題やってきて」あるいは「来週の月曜日までやってきて」と言われたら、「明日まで」だと必死にやるでしょう。「来週の月曜日まで」だと1日5ページとか決めて、やり遂げたのではないでしょうか。
要は、具体的があるから、達成しようと頑張れるということです。また、具体的に決めることで達成基準を設けることも可能です。
そうです、言葉の力で、悩みを乗り越えることが可能です。これが「言葉の魔法」です。
具体的な計画の例
2020年9月まで10キロ痩せる
今(2020年7月)から9月まで2か月で、1か月5キロ痩せないと達成できない計算になります。
1か月5キロだと、日が長いし、しんどいと思いませんか。そこで換算してしまうのです。
1か月=5キロだとします。1か月は30日間なので、1日約0,2キロずつ痩せると、1か月で5キロ超えることができます。
0.2キロをグラム換算すると、200グラムになります。1日200グラムって聞くと、できそうと思いませんか。
どうすれば、1日200グラム痩せられるかを調べましたが、1日摂取カロリーを500カロリー減らす。その上、30分運動を継続すると200グラム痩せることができるらしいです。
このように、目標を分解していけば、やるべきことが見えてきます。
2021年3月正社員登用される
今(2020年7月)から8か月後になるのですが、その8カ月間何をすればいいかが問題になります。そこで、正社員登用の基準を調べる必要があります。
私なりに登用基準を設けましたが、「教育ができる」「改善案を月に1回提出できてる」「正社員と同様の行動ができる」だとします。
その場合、7月の前半は、正社員の行動を見て学び、メモを残します。後半はメモしたことを同様に、正社員と同じ行動をするのです。もちろん、改善案を提出をします。
ただ、8か月後に登用されることを目標にしてるので、できれば、月に5件の改善案が望ましい。1件出すだけでも、大変です。5件を8カ月継続して出されると、熱心努力家だと評価される可能性があります。
このように、具体的な計画を立てていくことでやるべきことが見えてきます。
確かに面倒くさいのですが、面倒くさいことをあえてやることで、自分を高められる。
具体的のない計画は無意味!?
この見出しのとおり、具体的のない計画は無意味です。なぜなら、先ほど供述したとおり、「痩せて女性にモテる」「正社員登用される」だけでは、いつまでやったらいいのか、いつ達成するのかわからないので、無意味です。むしろ、継続自体が目標になり、いつまで継続したらいいのかわからず、辞める原因にもなります。
なので、数字落とし込み、具体的な計画を作り、更に分解していくことでやるべきことが見えてきます。
「計画」を見える化にすることで、どこまでやったのか、達成できたのかがわかるので、モチベーションになります。
まとめ
「障害だからできない」「耳が聞こえないからできない」という思考を捨てた瞬間、聴覚障害者の読者のあなたは変われます。捨てたことに自信を持ってください。
一つだけ覚えてほしい言葉があります。「できないのは思い込み」です。
先ほど供述したとおり、具体的な計画を作れば、「耳が聞こえなくても達成できる。そのための計画です。
もちろん、計画の内容もありますが、大事なのは、数字を落とし込むことです。
さぁ、この機に具体的な計画を立てて、目標の達成に勝ち取りましょう!
もう一度言います、達成したければ「障害を理由」にするのはやめましょう!!
言葉の魔法をどんどん使いましょう!