聴覚障害者

あなたの力で聴覚障害者が困ることの解決のサポートしていきませんか。

このサイトに訪問した健聴者は聴覚障害者の日常生活や仕事をするにあたってどのような苦労をしているかを知りたい方なのではないでしょうか。主に初めて聴覚障害者と接する方に向けて書いております。

また、この記事を読んでいる方が聴覚障害者の部下を持つ上司の方であれば、この記事から参考にして、改善などに活かして頂けると嬉しいです。

本記事では聴覚障害者の私が執筆しているので、ご参考になれると思います。主に聴覚障害者の私が生活や仕事をするにあたって苦労していることを供述しています。

まず、聴覚障害者の私の経験でいうと、聴覚障害の特性などを理解してくれる人は少数です。この世にいる聴覚障害者一人ひとりの考え方は様々ですが、これは聴覚障害者の私の考え方です。

この記事をきっかけに聴覚障害者を理解し、サポートなどをしていただけたら幸いです。(本記事では、特に仕事に重点的に執筆しています)

聴覚障害について、知ろう

まず、聴覚障害の特性を理解していきましょう!

「聴覚障害」と聞くとすぐ耳が聞こえないとイメージできます。細かく言えば、障害の程度は様々です。ここで大きく分けると以下の3つです。

  • 大きな音にしか聞こえない人
  • 口話はできるが、音は聞こえない人
  • 全く聞こえない人

聴覚障害者の私は「全く聞こえない人」です。例え、どんな大きな音が出てきても聞こえません。

中に、健聴者と間違われるぐらいに、ペラペラと会話できる聴覚障害者もいます。

とはいえ、相手の唇の動きを見て、理解する聴覚障害者も多いです。

聴覚障害者の私は、唇の動きをしっかり読み取り、わからないときは筆談をお願いしています。自分から口話するとなると、仕事では重要なことなので、ズレ違いによるミスが生じる可能性があるので、私は筆談をして、上司に報連相しています。

聴覚障害者の私の場合、職場では口話よりも文字でやりとりしたほうが安心します。

プライベートのときは口話する場合もあります。ただ、行政や病院などは筆談をしています。なぜなら、自分の体のこと、手続きなどは重要なことです。

以上は、聴覚障害者の私の価値観でしたが、聴覚障害者に接するとき、ご参考していただけると幸いです。

聴覚障害者の主な会話手段

まず、私の経験談を聞いてほしいです。

聴覚障害者は手話で会話しているイメージを持つ方が多いです。某メーカーに入社したとき、職場仲間から私の事を口話できない人だと見られていました。

次に入社した聴覚障害者は口話できる人で、「え!?口話できる聴覚障害者もいるんだ!!」と驚かれました。

このように、聴覚障害者=手話で会話、というイメージを持つ方が非常に多いです。

先程、供述しましたが、健聴者のようにペラペラと話せる聴覚障害者もいます。

ただ、1つだけ注意してほしいのが、ペラペラと話せるから、自分も口話しても大丈夫と思われると思うのですが、ペラペラと話せるからといって、そんなことはありません。

これでも、必死に話している方も多いです。正直、聴覚障害者の私は口話より手話です。口話するとなったら、1つ1つずつ話します。

例えば、「今記事を読んでいます」と伝えいた時は「今」「記事」「を」「読んで」「います」といった感じで、ゆっくり大きく話しています。

しかし、それでも伝わらない時が多く、その時は文字で書いて伝えます。

ちょっと話が逸れましたが、ほとんどの聴覚障害者の主な会話手段が手話です。

しかし、ほとんどの職場では手話知らない方も多いのも現実です。その際、文字で書いてやりとりします。

聴覚障害者の私の場合、文字で筆談する場合、上司や先輩から口で大きくゆっくり話してくれる場合もあります。

このように、口で大きくゆっくり話すことも大事です。

とはいえ、もし、聴覚障害者から「わからない」などと言われたら、筆談お願いします。

聴覚障害者が仕事で困ること

主に聴覚障害者の私が仕事で感じた、困ったことを供述しています。ご参考していただけたら幸いです。

  1. 朝礼・夕礼などの内容がわからない。
  2. 忙しいからなのか、早口で指示されるが、内容把握しづらい。
  3. 放送の音に反応はできるが、内容は把握できない。
  4. スクリーンなどを使って説明される場合もあるが、簡単な内容にしか書かれてない。
  5. チャイムの音は聞こえるが、雑音の中では聞こえづらい。
  6. 上司に報連相する際、紙に書いて渡すが、書くのが面倒だからなのか無回答が多い。あるいは何の連絡もせず、進められたこともある。
  7. みんなは知ってて、自分は知らなかったことが多い。(聴覚障害者の仲間を含む自分には連絡なかった)

気づいた方も多いと思いますが、困っている部分のほとんどがコミュニケーションです。

チームで仕事する上でコミュニケーションが重要です。ですが、コミュニケーションの壁で連携しづらい場合が多いです。

その中で一番困るのが「みんなは知ってて、自分は知らなかったことが多い。(自分には連絡なかった)」の部分です。

もちろん、自分にも反省点があります。それは自分で聞きにいかなかったことです。言い訳のように聞こえるかもしれませんが、ご承知の上で読んでいただけると幸いです。

仕事すると、ドラブルが起こる場合があります。起こったら水平展開してチーム内共有するのがほとんどではないでしょうか。

今ドラブルが起きたことをチーム内に共有するようになっているのですが、私に連絡が来なかったことは何度もあります。明日になって初めて知ったり、1か月後初めて知ったこともあります。

今では、問題が起きたという情報が私の耳に入ってなくても、雰囲気で、「何かあった?」と感じたら、手話できる健聴者に確認しています。

また、聴覚障害者の私の知り合いの聴覚障害者に聞いた話ですが、月曜日(祝日)は休みになっていたが、納期遅延により突然の仕事になった。しかし、その知り合いの聴覚障害者に連絡がいかなかった。

休みだと思い、休んだが、次の日、上司に無断欠勤と叱られたという話があります。

このように、コミュケーションの問題が起こってしまう場合も多いです。しかし、解決策、いくつかありますので、ご紹介しますので、ご参考していただけると幸いです。

仕事でのコミュニケーションの対策

聴覚障害者が仕事で困っていることを理解していただけたと思います。ほとんどがコミュニケーションです。

聴覚障害者の私が実行している職場での対策は主に以下の通りです。

  • 健聴者に手話を教える
  • 音声翻訳アプリを使用
  • 掲示板に足を運ぶ

健聴者に手話を教えたことで、手話で情報伝達してくれるようになりました。手話を覚えてくれたことに感謝しています。

音声翻訳アプリはUDトークです。

UDトーク

UDトーク

Shamrock Records, Inc.無料posted withアプリーチ

このアプリの機能は話した言葉を音声認識を使って文字化します。

また、もう一つのメリットがあります。朝礼や夕礼の内容で話していることを文字化すると残せるので、再度確認できるメリットがあります。ただ、明日で削除されます。

話し言葉を文字化できるので、聴覚障害者の耳の代わりのようなものです。ですが、話し言葉を100%一致しているとは限りません。聴覚障害者の私の感覚としては85%ぐらいです。

といえ、このアプリができたことによってコミュニケーションが良くなったのは間違いありません。

掲示板についてですが、課長、部長などの方針、今月の予定などを貼ってくれており、自分で足を運んで確認しています。

聴覚障害者が日常生活で困ること

仕事でコミュニケーションで困ることがほとんどだと理解していただけたと思います。日常生活もコミュニケーション困るところはもちろん、音で困るところもあります。

  • インターホンが聞こえない。
  • 電話しかお問合せできないところがあると困る。
  • 受付員が忙しいからなのか口話で対応される。
  • 緊急の電話ができなくて困る場合があった。
  • 最近、AI化によって音声がわからなくて困る。

宅配便などでインターホンに気づかずでいると、再配達させるなどの負担をかけてしまいます。

過去に電話でしか受付できないところがあり、困っていましたが、親にお願いし、解決してくれました。

受付員が忙しいからなのか、筆談をお願いしようと、口話で済まそうとされる場合があります。

AI化によって音声案内がわからなくて困る場合もありました。

日常生活での対策

インターホンに関しては、宅配便ではコンビニに着くようにお願いしています。インターホンに気づかないことにより再配達させるといった迷惑をかけないようにするため。もちろん、自宅に近いコンビニに着くようにしています。

電話でしか受付できないところがありましたが、今は電話リレーにより、耳が聞こえなくても電話ができるようになりました。

電話リレーとは以下の画像の通り、手話や文字をオペレーターに伝え、オペレーターが声で健聴者に伝えます。健聴者が声でオペレーターに伝え、文字や手話で聴覚障害者に伝えます。

総務省|電話リレーサービス (soumu.go.jp)より引用

昔は日常生活で困ることはだらけでしたが、サービスの発達により、良くなりました。ですが、完全に困ることはなくなったとは言えません。

聴覚障害者のことを理解するために

聴覚障害者が困ることを読んでいただきありがとうございます。また、電話リレーなどのサービスがあることに感動したのではないでしょうか。

聴覚障害者の私も知ったとき感動し、利用させてもらっています。

では、聴覚障害者に対して理解するためにはまず、コミュニケーションです。ただ、手話まだできてない、わからない場合は文字でのやり取りになります。

ぜひ聴覚障害者と話し合って理解していただけると聴覚障害者の私も嬉しく思います。まず、話し合いからだと思っています。

紙でのコミュニケーションをする方法もあれば、電子ボードでコミュニケーションする方法もあります。

電子ボードについては以下の通りです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

キングジム KING JIM BB-1GX 電子メモパッド boogie board(ブギーボード) クロ[BB1GXクロ]
価格:3232円(税込、送料別) (2021/6/6時点)

楽天で購入

 

書いて、消せるといった機能があります。

聴覚障害者の私も、紙での筆談、電子ボードでの筆談の両方を経験していますが、それぞれのメリットを供述します。

紙での筆談のメリット

筆談内容を残せます。

後で何度も見返せることができるので、大事な話向けになります。また、紙に書くことで後で「言った言ってない」のドラブルが起きた時の証拠にもなれます。

仕事で起きたことですが、新入社員の時、紙で書いて指示されました。私も質問を紙に書きました。理解し、作業を進めました。

しかし、私の勘違いでミスが起きました。上司に先ほど書いた紙を持ってきて、「お前質問した内容がわかりましたと書いてあるやん!」と叱られました。

このように紙に残せるメリットがあるので、何度も見返せます。

初めて仕事を教えるとき、紙での筆談が向いてると言ってもいいかもしれません。

電子ボードでの筆談のメリット

書いて消せるので、誰も内容に見られずに済みます。

また紙で書くと紙代がかかりますが、電子ボートはいりません。ただ、約5000回消すと、電池切れになるそうです。ですが、5000回は使えるということです。

遊びなどの会話、誰にも言えない相談に向いてると言えるかもしれません。

聴覚障害者の文化の理解を助ける書籍のご紹介

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ろう者のトリセツ聴者のトリセツ ろう者と聴者の言葉のズレ [ 関西手話カレッジ ]
価格:1320円(税込、送料無料) (2021/10/31時点)

楽天で購入

 

ろう者のトリセツ、聴者のトリセツを書かれている書籍です。内容の一部を抜粋すると何気使っている「~つもり」の受け取り方は、ろう者と聴者は違います。

聴者の場合、「~つもり」と言って、実際にやる方が多い。一方、ろう者は実際にやらなかった場合が多い。(聴覚障害者の私もそうでした)

このように言葉のズレを学べる書籍です。読者のあなたが聴覚障害者に指導している先輩や上司であれば、ぜひ購入して、言葉のずれを理解していくと対応が変わるはずです。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

聴覚障害者が困ることのほとんどが「コミュニケーション」だと理解していただけたと思います。ですが、最近サービスの発達によって少しずつ解決できています。ただ、全て解決できたとは、まだ言えません。

この記事をきっかけに周りにいる聴覚障害者にサポートをしてあげようと思っていただけたら非常に嬉しいです。

また、手話を覚えると聴覚障害者の困ることを減らすのを貢献することができます。

まずは聴覚障害者と会話をして、どういった対応したらいいのかを理解するところからです。

また、聴覚障害者に聞きにくい質問があれば、私で良ければ質問してみてください。