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【完全保存版】聴覚障害者がコミュニケーションで人生を変えられる

このサイトに訪問した聴覚障害者はあの人に振り向かせたい、人間関係をよりよくしたい、パワハラされているなどでどうかしたいなどを悩んでいる方なのではないでしょうか。

人間関係とは、コミュニケーション量だと思っています。

要は、コミュニケーションを取ればとるほど人間関係はよくなっていきます。後ほど詳しく供述しますが、パワハラの原因はコミュニケーションが少ないことが原因だと言われています。

どの職業でも人間関係を避けては通れない。なので、コミュニケーションスキルは必須です。

この記事で、コミュニケーションとは何か、を再確認し、コミュニケーション量は人間関係に比例するのか?を検討していきます。

コミュニケーションとは?

辞書を引くと、

 社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。言語・文字・身振りなどを媒介として行われる。「コミュニケーションをもつ」「コミュニケーションの欠如」

 動物どうしの間で行われる、身振りや音声などによる情報伝達。

[補説]「コミュニケーション」は、情報の伝達、連絡、通信の意だけではなく、意思の疎通、心の通い合いという意でも使われる。「親子の―を取る」は親が子に一方的に話すのではなく、親子が互いに理解し合うことであろうし、「夫婦の―がない」という場合は、会話が成り立たない、気持ちが通わない関係をいうのであろう。
私たちのするコミュニケーションは1の意味になります。
聴覚障害者が健常者に話しかけるとき、主に筆談ですが、その場合、文字によるコミュニケーションになります。意思や感情などを伝える。
身振りも、コミュニケーションの一つです。
上司が部下に指示するのも、意思を伝える。要は、上司がやってほしい仕事を部下に伝え、動かす。

コミュニケーションの真の目的

コミュニケーションは「 社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。言語・文字・身振りなどを媒介として行われる。」と再認識できたと思います。

ここまで読んでみて、コミュニケーションの目的は相手に伝える、理解してもらうと思うのではないでしょうか。

ですが、真の目的が存在します。

結論から述べると

人を動かす

ことです。

上司が部下に指示を出し、そのとおりに動かせたら、コミュニケーション成立した、と言えます。要は人を動かせたということです。

イベントなどの委員会でコミュニケーションを取り、その通りにやってくれたら、コミュニケーション成立です。

しかし、指示を出したにも関わらず、やってくれなかったらコミュニケーションできてない、ということになります。少し厳しいですが、人のせいにするのではなく、自分の言い方に問題はなかったか、を考えるのも大事です。

コミュニケーション回数=信用

コミュニケーションの真の目的は人を動かす、ことだと学びました。

まず、以下のデータを見てほしい。

都道府県労働局などへの「パワハラ」の相談件数が年々増加しているそうです。

2004年では1万4665件だったが、2014年では6万2191件です。10年で4万7526件増加しています。

「パワハラが発生している職場の特徴」が「部下と上司とのコミュニケーションが少ない職場」が51.1%ともっと多い。

また、アメリカでは「人は、コミュケーションの回数が多いほど、相手に対する信用が大きくなる」という研究結果があります。

(1秒で「気がきく人」がうまいく P64、P65より引用)

苦手な人がいたら、性格の相性の理由ではなく、コミュニケーションの問題かもしれません。

コミュニケーションで人間関係がよくなった、聴覚障害者の私の実体験

職場の中の一人、聴覚障害者の私と一緒に仕事している人は、性格の相性が悪かったのです。しかし、一緒に仕事を進めるためにコミュニケーションしながら進めないといけません。

聴覚障害者の私がその人にお願いすると、身振りで手で「×」を作り、自分の持ち場に戻りました。

上司に「お互いカバーしあって進めるように」と指示されていたはずです。しかし、その人へのコミュニケーション成立ができてなかったということになるでしょう。しかし、それが間違いであると、後で気づくのです。

上司に言われていたことを説明するために作業する手をとめて、紙に書こうとしたのですが、仕事に追われて書けませんでした。確かに休憩時間のとき、紙に書いて見せたらよかったのでは?と思われるかもしれません。私もそう考えて、見せましたが、「あとで」と言われました。

悩みを抱え続け、ある日、トラブルが起き、仕事が20分ほど止まりました。思い切って、紙を書いて、その人に見せました。

すると、意外と聞いてくれました。すると、「自分の持ち場を最優先にして、暇だったら私のフォローするように」と指示されていたとのことでした。

詳しく聞くと、私には「お互いカバーしあって進めるように」と指示されていましたが、その人には「自分の持ち場を最優先にして、暇だったら私のフォローするように」と指示されたらしい。

最終的に上司が私へのコミュニケーション成立できてなかったということになるでしょう。

あの時、その人に言うのではなく、上司に確認しておけばよかったと反省しています。

では、その人との人間関係はよくなったか?いうと、良くなりました。

もちろん、毎日、挨拶もしてたのもあると思いますが、コミュニケーションをとると、このように改善することもあります。

「耳が聞こえないから」と言い訳するのではなく、コミュニケーションをしっかりとりましょう!

それでも改善しないとき

聴覚障害者の私の実体験を読んでみて、人間関係を改善する可能性があると理解していただけたと思います。

しかし、上司や先輩なども人間です。全く聞いてくれない人もいます。

その場合、上司の上司に相談するなどをしましょう。

最悪の場合、コンプライアンス、人事部で相談。

転職も一つの選択です。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

コミュニケーションの大切さを実感できた記事なのではないでしょうか。

私もそうでしたが、「耳が聞こえないから」といってコミュニケーションしないのは非常にもったいないです。

人間と関わらない仕事はありません。なので、普段からコミュニケーションを取り、進めていくことが大事です。

コミュニケーションの回数が多ければ多いほど、信用が大きくなります。

大きな仕事も任される可能性も生まれます。

恋愛においても、仕事においても、人を動かすためのコミュケーションも大事です。