このサイトに訪問した聴覚障がい者は仕事で以下の悩みを抱えていませんか。
- 頑張っているのに、認めてくれない。
- 色々と勉強しているのに、成果が出ない。
- 何のために仕事しているのかがわからなくなってきた。
聴覚障がい者の私もこんな経験を何度もしています。頑張っているのに、認めてくれない。努力が間違っているのかなど、色々と考えました。
まず、結論からお伝えすると、「志」の問題だと、聴覚障がい者の私は考えています。
志とは、簡単に言うと、心が、ある方向を目指すことです。
認めてくれないのに、「志」と何の関係があるのか、と反論したくなるのではないでしょうか。その気持ちも非常にわかります。
後ほど詳しく供述しますが、志があれば、自分や周りの人と一緒に高められます。
例えば、経営破綻している会社を再建させるミッションとして、20人の社員を派遣することになりました。そのうち、聴覚障がい者の読者のあなたを社員の1人として派遣したとします。
しかし、考え方は一人ひとり違います。1グループは「ここで成果を出して、認められよう」もう1つのグループは「再建するために社員の私たちがどう導いたらいいのか」を考えるグループ。
後者のほうが大きく成長しています。確かに「ここで成果を出して、認められよう」という考えも間違いではありません。しかし、これは自分のためでしょう。言い換えれば、自分本位な欲です。
逆に「再建するために社員の私たちがどう導いたらいいのか」と考える人はお互い助け合うので、早く成長できるし、再建もできます。みんなの力で壁を乗り越えられます。
賢い人はお気づきかもしれません。チームで働く中で、自分本位で動いて、会社のビジョンから逸れた行動をしても、評価されません。
つまり、「志」が大事ということです。
つまり、会社の方針(志)を理解して、チームとともに会社の利益をあげるために何をしたらいいのかを考えて動くことです。
それが、自分本位な「欲」ではなく、「志」です。
目次
頑張ってるのに、成果が出ない理由とは
まず、これは仕事に限らず、どこでもそうです。よくある例のひとつを紹介しますと、「ダイエットを頑張っても体重が落ちない」があります。それで挫折し、ダイエットをやめてしまう。
体重が落ち始めたらモチベーションに繋がるのに、落ちないから挫折し、やめてしまう。
成果が出ない理由はシンプル。実際に成果を出せた人から学んでないのではないでしょうか。
つまり、成果を出せたのには、必ず理由があります。5キロ痩せた人の生活などを見ていくと、タンパク質を多めに摂取して、糖質は減らし、週に4回筋トレしていることがわかります。
実際に私も成果を出せた人の生活を真似して、1か月で2キロ痩せました。
ダイエットの話になりましたが、これは仕事もそうです。
賢い人はお気づきだと思いますが、聴覚障がい者のあなたの会社のなかに尊敬する人は1人いるのではないでしょうか。その人の行動を見て学ぶのです。
1つのミスもなく、丁寧に仕事をこなしている方であれば、何をやったらミスなく、丁寧に仕事できるのかを観察するのです。もちろん、お話を聞く。
それだけで、人間は成長していきます。
人によって、人は成長する
と、聴覚障がい者の私は考えています。
頑張っているのに、成果が出ない方は、すでに成果を出している人の行動をじっくり観察し、コミュニケーションを増やしていってほしい。それから、実際に自分もやってみる。
それだけで成長できます。
周りに尊敬する人がいない
とはいえ、周りに尊敬する人がいない、という方もいます。
正直、聴覚障がい者の私の職場に心から尊敬する人はいません。聴覚障がい者の私が尊敬しているのは、社外の人です。一言でいえば、トップセールスです。
その方から一番学びたいのが、プレゼンです。
人を惹きつけるプレゼンで常にトップの売り上げを叩き出す方で、何をやったら毎月トップ成績を残せるかを観察しながら勉強しています。
プレゼンの様子をじっくり見ていくと、
- 主語は相手(人)
- 相手のことを徹底調べる
- 相手が抱える課題をヒアリング
- 自分の話はあまりない
- 聞き上手よりも話させ上手
など、いろいろと学べるのです。
さらに普段の生活を見ていくと、「7時間睡眠の徹底」「週に最低2回筋トレ」「糖質を減らし、タンパク質を増やす」ということもわかってきます。
真似するだけで、成長もできます。
読書で成長
「読書したら成長できるか」と聞かれたら、「できる」と、言い切れません。
なぜ言い切れないのか、シンプルです。1000冊読書してきた聴覚障がい者の私の経験から申し上げますと、あまり成長しませんでした。
それは、「読んだつもり」になっていたからです。つまり、読んで頭に入れたら終わりにしていたのです。
ただ、読書して知識を活かせたら初めて成長できたことになります。
先ほどトップセールスのプレゼンのお話にもあったとおり、観察していくといろいろと学べましたが、それは読書で学んだ知識の再確認にも繋がり、実際に自分も活かし、少しずつ身につけています。
本を読んだら終わりにするのではなく、尊敬する人の行動をじっくり観察し、「あ、これは本に書いてあったとおりだ」というふうに再確認もでき、より強く記憶に残り、実際に自分もやってみて、初めて成長します。
頑張っているのに、認めてくれない理由とは
聴覚障がい者の読者のあなたは、聴覚障がい者専門塾を経営する社長です。聴覚障がい者の生徒の大きな成果を出させることを第一に考えて仕事する、といった理念があるとします。
ある日、社長である聴覚障がい者の読者のあなたが社内巡視しています。すると、「成果を出させるために何をしたらいいか」考えて動く人と「自分で功を残そう」と考えて動く人がいることがわかりました。
では、質問です。聴覚障がい者の読者のあなたが社長なら、評価するのは、前者ですか、それとも後者ですか。
一緒に考えていきましょう。
まず、後者から。「自分で功を残そう」と考える人から。
これも素晴らしい考えです。自分で功を残せたら、自分の成長にもつながるし、会社の利益に繋がります。しかし、その行動が会社の利益につながるといえるのでしょうか。
では、前者の「成果を出させるために何をしたらいいか」と考える人は、「聴覚障がい者の生徒の大きな成果を出させることを第一に考えて仕事する」という理念を一致して行動してくれています。
後者の人が「自分で功を残そう」と自分本位な欲で、ついに理念と逸れた行動をしてしまったらどうでしょう。それでいくら頑張っても評価しないでしょう。
前者の人が「成果を出させることを第一に考えて仕事する」と会社(チーム)の志で、一緒に考えて行動していくと、自分の成長に繋がるし、会社の利益に繋がります。
「頑張っているのに、認めてくれない」と感じている方は、会社の理念に沿った行動しているかをもう一度確認してみるといいでしょう。
それでも、認めてくれないときは転職を考える方法もあります。
何のために仕事しているかわからなくなってきた
これは、仕事に限らず、勉強などもそうです。
聴覚障がい者の私もこんな経験は1回だけではありません。
なぜ働くのか、なぜ頑張るか、などを自問自答していくことです。
簡単に頑張っても意味がないと考えるのではなく、なぜ働くのかをじっくり考えていくと、新しい発見があったりします。
もちろん、新しい発見などがない場合もあります。しかし、考えるだけでも価値はあります。
聴覚障がい者の私が常に意識しているのが、
WHY
です。
「なぜ」は考え始めるのに重要な3文字です。
「なぜなぜ分析」があるように、「なぜ」を5回繰り返していくと、抜本的な原因が見つかると言われるぐらいに、「なぜ」は重要です。
先ほど紹介したトップセールスに、ある人が「なぜそんなに仕事を頑張れるのですか」と聞いたらしく、その回答は「家族に対して結果を出したい」と言っていました。
このように明確な目的を持ち、仕事すると頑張れるわけです。
もちろん、新しい車が欲しいから、でも構いません。大事なのは、明確な目的を持つことです。
そのために「WHY」が重要になってきます。
まとめ
「人は人でしか成長しない」というのが、聴覚障がい者の私の考えで、すでに成果を出している人の言動を観察し、真似ていくと自分も成長していけます。
さらに、読書もしていくと、「本に書いてあったとおりだ」となり、再確認もでき、定着率もアップしていきます。
聴覚障がい者の読者のあなたの会社に尊敬する人の言動をじっくり観察して、真似をする。それだけで成長します。
頑張っているのに、認めてくれないのは、会社の理念・ビジョンに沿った行動しているかを確認して、沿った行動をしてなかったら、どうしたら会社の利益になれるかを考えていくことです。
最後に何のために仕事しているのかがわからなくなったら、「WHY(なぜ)」といった自問自答をしていくと、なぜ頑張るかなどの確認もできます。