ビジネススキル

聴覚障害者がやりがいを感じない仕事に工夫してやりがいを感じる方法

このサイトに訪問した聴覚障害者は「今の仕事がつまらない」「今の仕事は面白くない」「やりがいが感じられない」といった、仕事に対する不満をお持ちの方なのではないでしょうか。

今の仕事がつまらないなどの不満を感じたら、「好きな仕事をしたい」あるいは「遊んでしまいたい」と思うのではないでしょうか。

聴覚障害者の私も正直あります。今の仕事は面白くないから、「ずっと遊んでしまいたい」と思ったことは100回あったというより、1000回はあったかもしれません。もっと4000回はあったと言ってもいいかもしれません。

それぐらい、「遊んでしまいたい」という気持ちを抑えて、嫌な仕事のために我慢しています。残念なことに「仕事は嫌でも続けなさい」と教わった方が非常に多いでしょう。ほとんどの人はそうかもしれません。それでは、身体や精神によくないです。もちろん、サボって遊びなさいとは言っていません。聴覚障害者の私が言いたいのは、人生は1度きり。だから、この記事をきっかけに自分のキャリアを見直すきっかけになったらと思っています。

仕事の本質

まず、仕事の本質を見ていきましょう。

まず、仕事の意味を再認識していきましょう。

  1 何かを作り出す、または、成し遂げるための行動。「やりかけの仕事」「仕事が手につかない」

                仕事(しごと)の意味 – goo国語辞書より引用

他にも色んな意味があるのですが、この記事に関する部分だけを引用しています。

特に注目していただきたいのが「成し遂げるための行動」です。その解説に入る前に「作業」の意味も再認識していきましょう。

 [名](スル)仕事。また、仕事をすること。特に、一定の目的と計画のもとに、身体または知能を使ってする仕事。「修復作業にとりかかる」「徹夜で作業する」「作業能率」「農作業」

作業(さぎょう)の意味 – goo国語辞書

同じような意味のように聞こえますが、実は違います。

仕事は「成し遂げるための行動」でしたね。これは自分で考え、行動することで成し遂げるということです。作業は「仕事」と同じように見えますが、日々の業務をルーチン化、マニュアル化した、という意味です。

分かりやすい例をみていきましょう!

顧客からのクレームが来ました。(本来は謝罪などもありますが、今回は省きます

クレームに対しての仕事は「クレームの原因を探り、対策を打つ」です。

クレームに対しての作業は「クレームを起こさないために必要なマニュアルを作る」です。

どうですか。違いはわかりますか。

仕事は「成し遂げるための行動」です。ということはクレームの原因を探り、解決(再発防止)ができたら、聴覚障害者のあなたは成果が出せたということです。「自分で考え、行動した」成果です。

そして、解決できた方法をマニュアル作成するのが「作業」です。

イメージはできましたでしょうか。

聴覚障害者のほとんどは作業

聴覚障害者の私を含め、単純な作業が多い。中には積極的に改善案を提出するといった「仕事」をする聴覚障害者もおられますが、簡単な作業させられる会社が多いのは現実です。

だから、「つまらない」「やりがいが感じられない」のは当然だと思っています。「そろそろ新しい空気を吸いたい」と思うようになってくる人も多いのではないでしょうか。

だから、自分から積極的に仕事をすることも大事です。

毎日同じ作業するより、積極的に仕事する人のほうが評価されます。会社は自分で行動する人、アイデア発想できる人を評価します。

仕事とはなにか

仕事は「成し遂げるための行動」と理解していただけたと思います。

商品開発で顧客の悩みを理解し、解決できるような商品を制作し、世の中に貢献したら成果が出たということになり、「成し遂げるための行動」ができたということになります。

何かを貢献したら「ありがとう」という言葉が頂けます。そのありがとうの対価が「お金」です。

もちろん、作業したら会社から「今月も会社のために頑張ってくれてありがとう」と給料がもらえます。さらに改善案提出するなどでより会社に貢献したら「おかげさまで顧客への納品が早くなりました。ありがとう」などで給料高くなってもらえます。

仕事は価値を届ける

仕事は成し遂げるための行動とありましたが、人に価値を届けるのも仕事です。

とある会社の言葉で「消費者を上司だと思え」とありますが、まさにそうだと思っています。言い換えると「消費者のために働け」と言えます。

最近の出来事でいうならappleです。アメリカのテキサス州のおばあさんでも使えるような機能を考え、開発したという説もありますが、まさにそれも人の価値を届けたということになります。

聴覚障害者の私も、もちろん昔はカラゲーでした。今はiPhoneを使っています。初めてiPhone購入したときはカラゲー購入時、当たり前のように同梱していた説明書がなかったことに驚いたのが覚えています。

説明書がない分、設定など上手くいけるのか不安を抱えていましたが、家族のご協力をもらいながら、3時間で設定できました。

説明書がついてないことに不安でしたが、実際にやってみると、簡単にできました。聴覚障害者の読者のあなたもそう感じたのではないでしょうか。

テキサス州のおばさんでもわかるように、説明書がなくてもタッチするだけでできるようにしたことが、apple社は価値を届けることができた、すなわち、仕事ができたと言っていいでしょう。

仕事とは人に価値を届けることでもあります。

また、聴覚障害者の私にとってごく最近の出来事で自分にとって大きな価値を受け取ったものがあります。

それは「16時間断食」です。Twitterで知り、最初は興味がなかったのですが、他のユーザーでも16時間断食というキーワードが使うようになり、気になり、調べていくと書籍も販売していました。

私が購入した書籍は以下の画像です。(クリックして購入することもできます)

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著者が舌ガンになり、16時間断食で克服した方法です。

私たちの生活の常識となっている1日3食は食べすぎとされています。食べ物を消化する時間は10時間と言われています。ということは胃は休まずに働いています。だからこそ、16時間断食を実施すると胃を休ませることができ、痩せる!病気になりにくい!老化防止!などの効果が得られます。

ランニングなどのダイエットより超簡単な方法です。

頭の回転が速い人は「じゃあ、10時間で消化するなら、10時間断食いいのでは?」と思うでしょう。いい質問です。

確かに10時間すれば、肝臓にある糖を完全に消費すると言われています。そこで16時間断食すると、「オートファジー」が分泌されます。

オードファジー分泌されると、脂肪燃焼!肌がきれいになる!老化防止!などの凄い効果がうまれます。

簡単な説明になりましたが、この本を買って、価値があると感じ、実践すると、6か月で10キロ痩せました。肌も綺麗になったと言われるようになりました。

これも、著書の青木先生が聴覚障害者の私に価値提供ができたと言えるでしょう。これが青木先生にとってはいい仕事ができたと言えるでしょう。

やりがいを感じる仕事

仕事は人に価値を届けるものだと理解していただけたと思います。「ありがとう」と言われてうれしいですよね!

よく聞く「進捗の見える化」などで自分の作業内容がどれぐらいチームに貢献できているかが目でわかると自分はそれぐらい貢献できたなとやりがいが感じられるのではないでしょうか。

しかし、聴覚障害者はそういう情報が入らない場合が多いのも現実ではないでしょうか。その場合はやっぱり聴覚障害者も目で見えるやりがいが重要だと言えるでしょう。

そのために目で見えるやりがいが得られる仕事をやることが重要でしょう。

製造業でいうなら、「面倒くさい」「安全によくない」などを感じたことをより良い作業ができるような提案し、チームに貢献、商品開発の提案し、提案の通りに開発ができるなど、目で見える貢献ができたらやりがいが感じられます。

聴覚障害者の読者のあなたに提案したいのが、普段何気なくやっている作業に対し、疑問を持つことです。この方法は早いのか。遅いのか。もし、早いと感じてるなら、より早い方法はないのか。逆に遅いと感じてるなら、早くなる方法を考えて提案する形です。

このように、仕事をして、チーム・組織などに貢献できたらやりがいが得られます。

給料が高い仕事に就いたほうがいい?

就職・転職する際、確かに給料が高い仕事を就いたほうがいいとよく聞きます。質の高い仕事をして、「ありがとう」と言われたらそれなりのお金がもらえます。

1つだけ考えてみてほしいです。1000万円の求人募集を見つけたとします。応募条件に当てはまります。しかし、週に70時間勤務だとします。

週に40時間勤務に対し、30時間多い内容になっています。その分、1000万円もらえます。1日14時間勤務ということになり、9時始業だとしたら、11時終業になります。

高い給料で土日は充実生活が送れるでしょう。しかし、精神や健康面に悪く、いつか壊れる可能性が高くなります。

最初の頃は大丈夫と言っても、万が一、壊れたら、仕事ができなくなります。もし、家庭を持ってたら、迷惑をかけてしまいます。また、人とのつながりも重要です。

また、興味深いデータがあります。

幸福度と収入は比例するが、年収7万5,000米ドル(約800万円)で幸福度はほぼ頭打ちになるということが、ノーベル経済学賞受賞者である心理学者ダニエル・カーネマン教授らによって発表されています。こちらは米国の研究ですが、実は日本でも内閣府が年収と幸福度に関する調査結果を発表しています。2019年に発表された「満足度・生活の質に関する調査」では、1万人を対象に世帯年収別に主観的な満足度の変化を比べています。

  • 「100万円未満」5.01点
  • 「100万円以上300万円未満」5.20点
  • 「300万円以上500万円未満」5.68点
  • 「500万円以上700万円未満」5.91点
  • 「700万円以上1000万円未満」6.24点
  • 「1000万円以上2000万円未満」6.52点
  • 「2000万円以上3000万円未満」6.84点
  • 「3000万円以上5000万円未満」6.60点
  • 「5000万円以上1億円未満」6.50 点
  • 「1億円以上」6.03点

幸福度と収入の意外な関係…幸福度を高めるお金の使い方とは?|わらしべ瓦版(かわらばん) (am-one.co.jp)より引用

上のデータを見てわかるように、700万円までは幸福度は上がります。しかし、700万円から下がります。

また、転職で年収2倍になったとしても、幸福は1年しか続かないという説もあります。

重要度が高いのは自分自身の健康、人とのつながりです。

想像してみてほしいのが、年収がどれだけ高くても不健康、孤独だった場合、寂しいと思いませんか?

だからこそ、まずは自分自身の健康、人とのつながりが重要です。そのあとはお金持ちを目指すことが重要だと言えます。

給料が高い仕事は確かに質の高い仕事でやりがいが得られる場合が多いのですが、重要なのは健康・人とのつながりです。

また、健康になればなるほど、脳や体にも好影響を与え、パフォーマンス維持になりますし、家族の幸せにもつながります。

従って、年収1000万円も大事ですけど、一番自分の健康・人とのつながりが重要です。

病気にならない体づくり、綺麗な心を保つようにしていきましょう!

先程供述した16時間断食も取り入れています。取り入れてから体調不良、病気になったことはありません。健康的になったと実感しています。

健康維持も重要なことです。

そのためには、年収を選ぶよりも、人とのつながり(人間関係良好)、健康的に働けるかどうかが重要です。

聴覚障害者の私が健康を勧める理由

聴覚障害者の私の実体験からいうと、1ヵ月60時間残業が続いたことがあり、提案するなどの行動ができませんでした。「疲れてても提案はしろ!」と自分でわかってたのですが、思うように行動ができませんでした。むしろ、体調崩してしまいました。

ですが、今はチームみんなと力を合わせて、小さな改善を積み重ねたおかげで1ヵ月45時間以内に収まることができました。そのおかげでプライベートな時間をより多く使うことができ、健康的になれました。

確かに60時間残業したおかげで給料は倍近くもらえました。しかし、健康的だったのかいうと、健康でした!と言い切れません。仕事から帰っても勉強する気力がなく、帰ったら食べて、お風呂に入って、寝るだけの生活でした。

土曜出勤もあり、日曜日は寝るだけの生活でした。今では45時間収まることができ、土曜出勤も残業も減り、早く寝れるようになり、健康的になりました。

健康的になった今は言えるのです。

仕事は面白い

です。

健康的になる➡仕事が楽しくなる➡成果が出る

になります。

何度も言いますが、健康が重要です。そして、人とのつながりです。

また、健康的でいるメリットは仕事も楽しくなり、プライベートも楽しむことができます。

そうなれば、年収よりも最高の生活が送れるでしょう。さらに仕事が楽しくなり、年収も上がり、プライベートもより楽しめるかもしれません。

まとめ

最後まで見ていただきありがとうございました。

「仕事がつまらない」「やりがいが感じられない」などを感じている方は作業になっていませんか。ぜひ「仕事」にしていきましょう!

仕事は成し遂げるための行動なので、何か成果を残すような行動してみましょう!

聴覚障害者のあなたが製造業をしているのであれば、「より早い方法はないのか」「遅いなら、早くなる方法はないか」を考えながら、提案をして、成果を残しましょう!

会社側も顧客により早く納品したいと思っているはずです。こういうふうに会社に貢献できるようなことをしてみましょう!

仕事は価値を届けることでもあり、届けることができたら、素晴らしい貢献になり、聴覚障害者の読者のあなたもやりがいが得られます。

年収が高い仕事を就くよりも健康的で働ける職場を探すことがオススメです。健康的で働けると「仕事が楽しい」と感じられ、成果も上がってきます。

色々と書きましたが、まずは「健康」になることを努めることが大事です。