聴覚障害者の私が一人旅を何度も経験しました。役に立ったと感じるツールを紹介しています。
聴覚障害者の読者のあなたも役に立てていただけたら、私も非常に嬉しいです。
聴覚障害者の先輩も一人旅経験者なので、教えてくれて、特にトラブルがなかったのですが、経験を踏まえて、これから一人旅を考えている聴覚障害者にむけて、記事作成したので、ぜひ読んで参考してみてください。
一人旅することで、自分を高められるし、当初、「聞こえないなんて無理だよ」と思ったのですが、覚悟を決めて一人旅に出かけるとうまくいきました。人生も大きく変わった気分になります。
次はあなたの番です!
目次
聴覚障がい者が一人旅する際、必ず持っていきたいもの
電子ボード
必ず持って行かないといけません。
ホテルチェックイン時、説明を受けるとき、筆談が必要になるからです。
道などが分からなくなったとき、人に聞くなどが必要です。
スマホのメモで見せることもできますが、電池がもったいないという方は、電子ボードがおすすめです。
電子ボードについての記事はこちら
上記の関連記事でも紹介していますが、私が普段使用している電子ボードは以下です。
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障がい者手帳
ほとんどの障がい者が持っている、役所が発行した手帳です。
割引など適用されるところは意外と多いので、必ずもっていくことです。
また、障がい者だという証明書とという役割があると思います。
マップ(アプリでも可)
聴覚障がい者の私が一人旅する時、Googleマップを使用していますが、おすすめです。
おすすめする理由は、「近くのお店」「近くのコンビニ」「近くのカフェ」など「近くの〇〇」を検索すると、周辺のお店などが表示されます。
予約した証拠となるもの
私は経験がないのですが、聴覚障がい者の先輩に聞いた話です。
先輩もパソコンで予約し、ホテルへいったのですが、「〇〇さん、予約されておりませんのですが・・・」と言われたらしいです。10分ほどかかって、謝罪されたうえ、予約していたことがわかり、泊まらせることができたらしいです。
トラブルになった場合、筆談も余計に時間がかかります。
トラブルになっても筆談を短く済めるように、「予約した証拠」になるものを必ず持ちましょう。
私の場合、スマホやパソコンで予約していますが、予約確認メールが送られてくるので、保管しましょう。
聴覚障がい者にかぎらず、健聴者も同じことです。
言った、言ってない、では、トラブルになりやすいです。なので、予約したらメールなどを必ず保管すること。
私が経験した一人旅で困ったこと、解決策
変な人と絡んでしまったとき
いろんな人がおり、全員が障がいのこと理解しているわけではないです。
障がいをバカしてくる人だっています。
変な人に声かけられたことはありますが、その場合、相手にしないことです。
メール100番で警察に通報することができます。
くわしくはこちら
お店で対応が悪かった時
聴覚障がいを理由に断られる場合があります。ですが、その対応方法は聴覚障がい者にとっては不満です。私も不満です。
聴覚障がいを理由に断られる記事があります。記事はこちら
私の場合、私が筆談を何度もお願いしたにも関わらず、口話で話しかけられることがありました。唇の動きを一生懸命に読み取り、なんとかできたのですが、聴覚障がい者は口話も難しい人がいることを理解してほしいです。
聴覚障がい者の私が一人旅をしてかわったこと
●トラブル対応などは全部自分でやらなければならないので、それなり成長したと実感しています。
●ゲストハウスに泊まったことがありますが、いろんな人とコミュケーションができ、外国人も多いので、コミュニケーションもあがります。自分から積極的に電子ボードを持って、筆談すると相手も応じてくれます。積極性も養えます。
●いろんなところへいくことで、視野が広がります。
●聞こえなくても一人で、できたと、喜びが大きく、また一人旅したくなりますw
まとめ
聴覚障害者が初めて一人旅する方は、ぜひ参考してみてください。
先ほど紹介した必ず持っていくものは、必ず荷物にいれてください。
もし、他にも必要なものがあれば、コメントなどでおしえてください。
また、一人旅経験した聴覚障がい者で困ったことがあれば、教えてください。
さぁ、一人旅して成長していきましょう!
「そんなの無理だよ」と思っても、思い切ってホテルに予約してみてください!
思い切って飛び出せば、最初は焦りますが、なんとか無事に帰れるよう、努力できるようになります。