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聴覚障がい者が健聴者に勝てる、達成率98%の驚きの目標設定方法

このサイトに訪問した聴覚障害者は、目標設定しても達成できず、悩みを抱えている方なのではないでしょうか。

目標を持つのは仕事やプライベートで進めるのに、重要です。とはいえ、目標設定を間違えると、いくら頑張っても達成できません。

聴覚障害者の私も、我流で目標設定してきましたが、達成できなかった。

正しい目標設定方法を学んでから、達成できる回数が達成できなかった回数を超えました。

そんな夢のような目標設定方法を、このページでお伝えします。我流の目標設定と正しい目標設定の違いは2つあります。その2つはなにかを、後ほどお伝えします。

さらに、目標の達成率を上げる方法も紹介します。

また、私が我流で設定した目標と、正しい設定方法を学んだ目標を紹介していきます。

間違った目標設定すると

どんな目標を設定したのかいうと、例えば、「ブログで色んな人を見てもらう」といった目標を設定していました。

しかし、いつまでもたっても達成しませんでした。

ただ、ひたすら記事を生産していくのはできた。我が身を忘れるぐらい、パソコンと睨めっこしながら、記事を生産してきたのですが、あの時、しっかり目標設定してたら、もっと早く達成できたに違いないと思うときもあります。

つまり、当時の私は間違った目標設定をしてしまい、我流として進めてしまったということになります。

「腹筋を割る」と決めて、ひたすらやっても、2か月で筋トレをやめたときがありました。

これも間違った目標設定です。

正しい目標設定を学ぶまでは「腕を太くする」「パソコン上手になる」と言った目標を設定していきました。

聴覚障害者の読者のあなたにちょっと考えてみてほしいのが、「ブログで色んな人を見てもらう」「腹筋を割る」はどこが間違っているのか、です。

どこが間違っているのか、を頭に入れながら、記事を読み進めていただくと、理解できるでしょう。

まず、ヒントですが、「〇〇〇」「〇〇〇〇〇」がないことです。

正しい目標設定を学んでから

正しい目標設定方法を学んでから、達成できた回数が、達成できなかった回数を超え始めました。

「ブログを色んな人に見てもらう」を「1000PV達成する」

「腹筋を割る」を「6パック腹筋割る」

に変更しました。

そう、1つ目は数字がなかったことです。

目標に数字を必ず入れる

なぜ数字が重要なのか。

数字があると、どれぐらい達成できたのかが測れるからです。

100%のうち、40%達成できているとします。となると、60%足りないということになるわけです。その足りない部分(60%)をどう補うかを考えるデータにもなれるのです。要は現状は40%しか達成できてない。60%の部分が課題ということです。

以下の画像のようなイメージです。

私が我流で目標設定したとき、全くといってもいいほど、数字はなかったので、曖昧な目標になっていたのです。

数字を入れると、足りない分の60%を達成するためにどうしたらいいかを考えるのです。

例えば、「何が足りないのか」「何が間違っているのか」というふうに考えて、行動を繰り返して、100%に近づいていくのです。

しかし、これだけでは達成できません。もう一つ大事なのが、期限です。

目標に期限も決める

期限がないと、どれぐらい頑張ればいいのかがわかりません。

「ブログを色んな人に見てもらう」を「来年の3月までに1000PV達成する」

「腹筋を割る」を「2年後の3月までに6パック腹筋割る」

期限を決めることで、達成しようと頑張れるようになります。

そこで、こんな意見がいただきます。「期限があると、確かに頑張れる。でも、必ず達成できる保証がないのでは?」です。

そう、おっしゃる通り、必ず達成できる保証はないです。ただ、そのための目標です。

「来年の3月までに1000PV達成する」と決めて、取り組みを始めて、その結果、900PVしか達成できなかった。

そんなときもあります。聴覚障害者の私もたくさん経験しました。しかし、達成率が上がる夢のような方法があります。

後ほど供述しますが、先ほど学んだ、「数字を入れる」「期限を入れる」の2つを学んでいただきました。この2つがあるだけでも、達成するために頑張るようになっていきます。

さて、さらに達成率を上げる方法を紹介します。

と、その前に、実際に過去の私が設定した目標、今の私が設定している目標を紹介していきます。

達成できる目標設定と達成できない目標設定の違い

まず、実際に私が設定した目標を表で簡単に表現しました。一目で違いがわかるように作りました。

左は、我流で私が設定した目標で、左は正しい目標設定を学んだあとの目標設定です。

目標 ブログを色んな人に見てもらう 来年の3月まで1000PV達成する
期限 × 2020年3月
達成 ×

左のほうは、期限がないので、いつ達成したらいいのかがわからないため、達成できません。ゴールのない迷路で迷っているようなものです。ゴールが見えないからあきらめてしまう可能性も出てきます。

右のほうは数字があるので、どれぐらい達成できたかがわかるのです。ゴールのあるから、頑張れるというわけです。

目標に「数字」「期限」を入れる大切さがわかっていただけたかと思います。

聴覚障害者の読者のあなたの目標設定を見直すきっかけになっていただけたら嬉しいです。

とはいえ、先ほど期限や数字を決めても、達成できる保証がないというお話がありました。

「数字」や「期限」をしっかり入れても、達成できなかった経験はたくさんあります。

しかし、とあるやり方で達成率があがりました。

夢のような達成率98%の目標設定方法

スバリ、結論から。「逆算」と「長期目標からの短期目標」「期限を日数化」です。

私の定義ですが、長期目標は1年以上かかる目標で、短期目標は3~4か月かかる目標としています。

「長期目標からの短期目標」は1年以上かかる目標を無理やり3か月で達成するようにすると聞こえそうですが、意味は違います。

長期目標を分割(逆算)して、短期目標を作っていくということです。

長期目標を1年として、3か月の短期目標を4つ分けていきます。

ダイエットで1年10㎏減量するとします。それを4つに分割していくと、3か月で2.5㎏減量を4回繰り返していく計算になります。

少し話それますが、人間というのは、長期目標だけを設定すると、まだ時間があると思い、のんびりしてしまう可能性があります。

そこをあえて、短期目標も取り入れると、のんびりできない状態を作ってしまうのです。イメージは以下の通りです。

【1年10㎏減量】

7月 10月 1月 4月
2.5㎏減量 2.5㎏減量 2.5㎏減量 2.5㎏減量

長期目標から逆算して、短期目標を作っていくことも重要になってきます。

といっても、期限や数字を決めても、達成できる保証はありません。じゃあ、達成98%というのはウソだったの?と言いたくなりそうですが、短期目標だけでは足りません。

最後に、「行動」を目標にする方法を紹介していきます。

行動を目標にするとは

行動を目標にする、とは、行動を起こすための目標と聞こえそうですが、半分は正解で、半分は間違いです。

確かに行動を起こすための目標設定です。ただ、大事なのは、「必ず達成できる目標」を設定するのです。

必ず達成できる目標ってないでしょ?は反論したくなります。当時の私もそうでした。

すみません、1つの言葉が漏れました。

行動したら必ず達成できる目標です。1回は聞いたことがあると思うのですが、手が届く目標を作るのです。

7月 10月 1月 4月
2.5㎏減量 2.5㎏減量 2.5㎏減量 2.5㎏減量

先ほどお話したダイエットですが、このような立派な目標を設定しても、達成できるとは限りません。

しかし、できるのは、行動したら必ず達成できる目標を繰り返していけば、達成できる確率は上がります。

行動したら必ず達成できる目標とは

1日500mウォーキングはどうでしょうか。

これなら、必ずできそうだと思いませんか。

つまり、このように、行動したら必ず達成できる目標を設定するのです。

これもよく言われる、小さな目標から始めていく。まさにその通りです。

これは、トップセールルマンに学んだ目標設定方法ですが、今月売上1000万円(約車5台)にしても、必ず達成できるとは限りません。だからこそ、行動したら必ず達成できる、1日5人のお客様と会うと設定したそうです。そうすると、1ヵ月で約100人のお客様と会う計算になります。

さらに、行動したら必ず達成できる目標を設定すると、失敗から学ぶ量が多くなります。たとえば、「失礼なこと言って、お客様に怒られた」「隣に座っている人にお母様と言ったら、いいえ、姉です、と言われた」など色んな失敗をしたそうです。たくさん行動をして、たくさん失敗して、改善して、繰り返していくと、達成できるようになってくるのです。

期限を日数化にする

何度も目標に「期限」を付けるようにとお話しましたが、その期限を日数化にする。そうすると、改善機会は毎日あります。

例えば、聴覚障がい者の読者のあなたは、今、店の経営しています。売上目標は月5万個にしています。1か月後、結果を確認すると、3万個しか売れなかった。

逆に、月5万個を1日ずつ分解していくと、1日1666個売上という計算になります。1日の終わりに結果を確認すると、1000個しか売れなかった。1か月後、合計3万個、

2つの例を出しましたが、どっちも同じ内容です。しかし、違うのは、数字と単位です。

先ほど供述した、「改善機会は毎日あります」とあるように、1日の終わりに、目標の1666個の売上まで、666個足りないということになり、どうしたら666個売れるかを考えるようになるのです。しかも、毎日です。

逆に、月5万個で、実際は4万個しか売れなかったとすると、改善機会は月1回しかありません。

成長が早いのは、普通に考えると後者です。

少し話が逸れました。ダイエットで月2.5kg痩せるとすると、1日0.083gになります。

しかし、0.083gは本当に細かい数字で、体重計によってはほぼ変わらないように見えます。だから、聴覚障がい者の私はこういった工夫しています。

1週間に1回、体重を測る。1日0.083gを1週間の7日でいくと、約0.6gになります。これは体重計によって変化がわかるので、1週間後確認するようにしています。改善機会は月4回しかありませんが、やる価値はあると思っています。

まとめ

目標に数字や期限を必ず入れる。

数字があると、どれぐらい達成できたのかが測れる。例えば、100%のうち、40%しか達成できなかった場合、足りない分の60%をどう達成できるかを考える材料にもなれる。

期限があると、頑張ろうと思えるようになります。

数字を入れると、課題が見えてくる

100%のうち、40%達成できたとすると、足りない部分は60%になります。例えば、3か月2.5㎏減量目標だったのに対し、実際は2㎏しか痩せなかったとします。

5g足りないということになります。その5gどうしたら達成できるかを考えるのです。

例えば、食事が悪いのか、トレーニング方法が間違ったのか、あるいは生活習慣が良くなかったのか、などを考えていけるわけです。

だからこそ、達成度合の確認できるデータになるとともに改善するための重要な数字にもなります。

逆算と長期目標から短期目標

1年以上かかる目標を長期目標として、設定し、逆算していきます。

例えば、1年で10㎏減量するとして、逆算して、3か月2.5㎏減量という短期目標を4つ作ります。その4つを作って、3か月ごとの短期目標を達成するために行動を繰り返していきます。

行動したら必ず達成できる目標を設定

目標に「数字」「期限」を入れたり、逆算、長期目標から短期目標にしても必ず達成できるとは限りません。だからこそ、行動したら必ず達成できる目標を作る。

1年で10㎏減量するとして、

歩けば、必ず達成できる「1日500mウォーキング」から始めていくということです。

それから、ハードルを上げて、「1日1㎞ウォーキング」にする方法もあります。

ただ、大事なのは、行動したら必ず達成できる目標にすることです。もちろん、小さな目標でも構いません。そこから徐々高くしていくことも大事になってきます。